DVD 日活 2006/09/08 ¥3,990
『ポビーとディンガン』
2005年 英/豪
監督:ピーター・カッタネオ
製作:リジー・ガウワー
エミール・シャーマン
製作総指揮:フィノラ・ドワイヤー
ロバート・ジョーンズ
デヴィッド・M.トンプソン
撮影監督:ロバート・ハンフリーズ
脚本:フィル・トレイル
原作:ベン・ライス
出演:クリスチャン・ベイヤーズ(アシュモル)
サファイア・ボイス(ケリーアン)
ヴィンス・コロシモ(レックス(父))
ジャクリーン・マッケンジー(アニー(母))
==================================================
オーストラリアの田舎町ライトニングブリッジ。
オパールの採掘場所として知られる辺鄙な町に
両親と妹と四人家族で暮らす少年アシュモル。
父親はいつか質の高いオパールを発掘することを
夢見ながら、毎日土まみれになっている。
母親はグローサリーショップでレジのパートを
して生活を支えていた。
妹のケリーアンは学校にも近所にも友達を作らず
空想の中の友達といつも遊んでいた。
二人の友達の名前はポビーとディンガン。
妹の様子に両親はなんとかつきあってきたが、
兄のアシュモルは苛立たしく感じていた。
他人の眼には奇異としか映らないケリーアンの
言動は、ときどき両親を困惑させる。
あるとき父親が見えない友達を彼女から
引き離そうとしたことで、騒動が起こった・・・。
==================================================
以前、新聞のシネマ欄に掲載されていた記事を読み
ずっと長いこと探していました。
幼い兄妹と「見えない友達」の話ということは
頭に残ってて、タイトルを失念してました。
度々レンタルショップで探したんですが
タイトルがわかってないと難しいですね。
いっそのこと検索のほうが何かわかるんじゃ・・。
適当な文言で探してみたらありました。
単館上映などの映画を集めたコーナーにあって
ようやく観られました。
==================================================
ポビーとディンガンが行方不明になったと
ケリーアンは半狂乱になり、みるみるうちに
衰弱していきます。
空想の友達を嫌っていたアシュモルは
妹のために「尋ね人」の広告を町中に貼って
ポビーとディンガンをあちこち捜し歩くのですが
見つかりません。
お父さんは採掘場のトラブルで街のひとたちに
ドロボウ扱いされて、家族に向ける視線も冷たい。
大人がそうなら、子供たちもまた同じように
その子供を苛めたり仲間はずれにします。
その上、ケリーアンの行動は町の多くの人が
知っていて、気がふれているかのように噂します。
空想の友達と遊ぶことが
小さい頃にはよくあること、と同情的だった人も
周囲の評判に流されていくし
家族に味方してくれる人は少なかった。
そんななかで、アシュモルが妹のために
チラシを作って貼っていく様子はけなげ。
妹や家族を想う気持ちが切ない話でした。
見えるはずのない友達との奇蹟を
どう表現していくか、注目していましたが
なるほどと思いました。
ハンカチ絞るほど泣かされるわけじゃないし
けっこうあっさり終ってしまったけど
なんか心に残る映画。
裁判する判事がいい人で良かったよ。
(視聴07-0119)
『ポビーとディンガン』
2005年 英/豪
監督:ピーター・カッタネオ
製作:リジー・ガウワー
エミール・シャーマン
製作総指揮:フィノラ・ドワイヤー
ロバート・ジョーンズ
デヴィッド・M.トンプソン
撮影監督:ロバート・ハンフリーズ
脚本:フィル・トレイル
原作:ベン・ライス
出演:クリスチャン・ベイヤーズ(アシュモル)
サファイア・ボイス(ケリーアン)
ヴィンス・コロシモ(レックス(父))
ジャクリーン・マッケンジー(アニー(母))
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オーストラリアの田舎町ライトニングブリッジ。
オパールの採掘場所として知られる辺鄙な町に
両親と妹と四人家族で暮らす少年アシュモル。
父親はいつか質の高いオパールを発掘することを
夢見ながら、毎日土まみれになっている。
母親はグローサリーショップでレジのパートを
して生活を支えていた。
妹のケリーアンは学校にも近所にも友達を作らず
空想の中の友達といつも遊んでいた。
二人の友達の名前はポビーとディンガン。
妹の様子に両親はなんとかつきあってきたが、
兄のアシュモルは苛立たしく感じていた。
他人の眼には奇異としか映らないケリーアンの
言動は、ときどき両親を困惑させる。
あるとき父親が見えない友達を彼女から
引き離そうとしたことで、騒動が起こった・・・。
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以前、新聞のシネマ欄に掲載されていた記事を読み
ずっと長いこと探していました。
幼い兄妹と「見えない友達」の話ということは
頭に残ってて、タイトルを失念してました。
度々レンタルショップで探したんですが
タイトルがわかってないと難しいですね。
いっそのこと検索のほうが何かわかるんじゃ・・。
適当な文言で探してみたらありました。
単館上映などの映画を集めたコーナーにあって
ようやく観られました。
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ポビーとディンガンが行方不明になったと
ケリーアンは半狂乱になり、みるみるうちに
衰弱していきます。
空想の友達を嫌っていたアシュモルは
妹のために「尋ね人」の広告を町中に貼って
ポビーとディンガンをあちこち捜し歩くのですが
見つかりません。
お父さんは採掘場のトラブルで街のひとたちに
ドロボウ扱いされて、家族に向ける視線も冷たい。
大人がそうなら、子供たちもまた同じように
その子供を苛めたり仲間はずれにします。
その上、ケリーアンの行動は町の多くの人が
知っていて、気がふれているかのように噂します。
空想の友達と遊ぶことが
小さい頃にはよくあること、と同情的だった人も
周囲の評判に流されていくし
家族に味方してくれる人は少なかった。
そんななかで、アシュモルが妹のために
チラシを作って貼っていく様子はけなげ。
妹や家族を想う気持ちが切ない話でした。
見えるはずのない友達との奇蹟を
どう表現していくか、注目していましたが
なるほどと思いました。
ハンカチ絞るほど泣かされるわけじゃないし
けっこうあっさり終ってしまったけど
なんか心に残る映画。
裁判する判事がいい人で良かったよ。
(視聴07-0119)
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