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チェコ絵本とアニメーションの世界
2006年8月6日 日々是凡々「チェコ絵本とアニメーションの世界」
2006年8月3日〜8月27日
美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹)
主催:読売新聞大阪本社、美術館「えき」KYOTO
後援:京都市、京都市教育委員会
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
今後の開催予定地>>
2006年9月8日〜11月8日
北海道立帯広美術館
主催:北海道立帯広美術館
2007年2月10日〜4月8日
目黒区美術館
主催:目黒区美術館
2007年4月21日〜5月27日
刈谷市美術館
主催:刈谷市、刈谷市教育委員会、
朝日新聞社
特別協力:ハヴリーチ・ブロト美術館
プラハ国立美術工芸博物館
クラートキー・フィルム・プラハ
後援:チェコ共和国文化省
駐日チェコ共和国大使館
日本チェコ協会
日本国際児童図書評議会
協力:カトーレック株式会社
企画協力:株式会社イデッフ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
世界でも評価の高いチェコアニメーション。
アニメの分野で活躍する数多くのアーティストは
絵本やイラストレーションの分野においてもその
才能を発揮している。
20世紀初頭から現在に至るまでの
絵本作家28名を紹介、作品を展示する。
==================================================
前売り券を買っておいたので早速行きました。
ヨゼフ・チャペックさんの絵が可愛かった。
線はシンプルで、悪戯書きのようにみえるほど
単純な絵もあるのに、いい加減じゃないところ。
ユーモラスで、微笑ましいものが多かったです。
絵だけの展示であったため、作品によっては
絵本の内容、その物語がどんなだったか
詳しく知りたくなりました。
できれば挿絵の場合は、状況のわかる2〜3行でも
タイトルカードや解説ボードに載せてくれたら良かった。
翻訳が大変なのかな?出版社に交渉してないのか
今は残っていない本なのかな?
版権著作権のもんだいなのかな。
主に絵をじっくり味わうために
あえて余計に文章をつけなかったのかな。
図録に載っていた、ヨゼフ・ラダさんの言葉。
『〜(略)〜絵は子供のファンタジー力を教育するのだ』
だからかしら。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
昔の日本のコミックを連想させる絵もたくさん。
新聞の風刺画のようでいて、やはり
子供向けのイラストなのだなと思うもの。
コマ割されて、漫画になっているもの。
シリアスでリアルなイラスト。
色鮮やかでデザイン画のようなもの。
いろいろあって目移りしました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
アドルフ・ボルンさんの特徴のあるネコは
今回の展示のチケットやチラシにも載っていました。
オタ・ヤネチェクさんの『公園のお日さま』の挿絵は
観ているだけで心がほかほかしてきました。
ヴラスタ・バラーンコヴァーさんの
「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」の挿絵が
可愛かった。つぶらな瞳と塗り方が好き。
ユライ・ホルヴァートさんの木版画や
ペトゥル・シュマレッツさんのデジタル彩色画も
楽しかったです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
かんじんのアニメーションについてですが、
上映するディスプレイ(モニター)が二つ
離れた場所に置いてあり、鑑賞の途中で
観られるようになっていました。
上映作品ではそのときはちょうど最初から
『いぬと荒くれ者』という切り絵アニメーションを
観ることが出来ました。1972年の作品とのことです。
映像鑑賞スペースが狭いことと、あまり
大きくはないテレビ画面であること、
その前に数人分の僅かな椅子しか
用意されていないこと、モニタが
絵が飾ってある途中にあり、椅子に座りきれずに
周辺に人が集まり、立ち止まると、
壁面の絵を見るときに妨げになることなど、
観辛いことで、残念だと思いました。
そのため、多くの人は集中してアニメを観ずに
ちらっと眺めただけで過ごしてしまうように
思いました。
全体的にけして広くない展示スペースのため
モニタを置くことも難しいと思うのですが
今回の展示内容や、そのテーマからも
せっかくお借りできる資料の幾つか、
アニメーション作品を見ないのは勿体無いです。
帰りの御土産スペースを美術館外、伊勢丹売り場側や
通路側に出しても、モニタ鑑賞スペースは
設けるべきでした。
ただいろいろと狭すぎても消防法に
引っ掛かると思いますが・・・どうなのかなー。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
今回も図録(2300円)と
お気に入りの絵柄のポストカード(一枚100円)を
何枚か買いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
機会を逃すまいとして、この日は展示ハシゴして
京都文化博物館の『北斎と広重展』
〜原安三郎秘蔵浮世絵風景画コレクション初公開〜
も観に行きました。
こちらも実際の浮世絵が観られて楽しかったです。
ただ多少混んでいました。
美術展入り口からテーマパークの乗り物前か、
動物園の目玉の珍獣見学のときのよーに
一列に並んじゃってるのはよくわからないです。
勿論、「一枚ずつ」「丁寧に」「全部」
観たい場合、かなり混んでいたら、
その列に並ぶしかないです。
通常なら、ゆっくり前の人々の歩調に
合わせるのも良いかもしれないです。
ですが、立ち止まる時間は人それぞれ。
近くでも観たい、ちょっと離れた場所からも観たい。
順路はあるにしても、ある程度は自由に、
館内どういう見方をしても良いと思うのですが、
なんでまたみんな「とりあえず」並ぶんでしょう。
今回の浮世絵はところどころスキップしながら
観たため、あまりコレ!という印象なし。
深い青のグラデの美しさや
旅の大変さと楽しさが伝わる絵を
たくさん観たなーという気分。
同行した家族の印象は「永谷園」。
図録は買わず、ポストカード数枚のみ。
雨降りの絵と、滝の絵など。
美術展は一日一箇所じっくり観るのが良いなと
反省しました。
2006年8月3日〜8月27日
美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹)
主催:読売新聞大阪本社、美術館「えき」KYOTO
後援:京都市、京都市教育委員会
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今後の開催予定地>>
2006年9月8日〜11月8日
北海道立帯広美術館
主催:北海道立帯広美術館
2007年2月10日〜4月8日
目黒区美術館
主催:目黒区美術館
2007年4月21日〜5月27日
刈谷市美術館
主催:刈谷市、刈谷市教育委員会、
朝日新聞社
特別協力:ハヴリーチ・ブロト美術館
プラハ国立美術工芸博物館
クラートキー・フィルム・プラハ
後援:チェコ共和国文化省
駐日チェコ共和国大使館
日本チェコ協会
日本国際児童図書評議会
協力:カトーレック株式会社
企画協力:株式会社イデッフ
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世界でも評価の高いチェコアニメーション。
アニメの分野で活躍する数多くのアーティストは
絵本やイラストレーションの分野においてもその
才能を発揮している。
20世紀初頭から現在に至るまでの
絵本作家28名を紹介、作品を展示する。
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前売り券を買っておいたので早速行きました。
ヨゼフ・チャペックさんの絵が可愛かった。
線はシンプルで、悪戯書きのようにみえるほど
単純な絵もあるのに、いい加減じゃないところ。
ユーモラスで、微笑ましいものが多かったです。
絵だけの展示であったため、作品によっては
絵本の内容、その物語がどんなだったか
詳しく知りたくなりました。
できれば挿絵の場合は、状況のわかる2〜3行でも
タイトルカードや解説ボードに載せてくれたら良かった。
翻訳が大変なのかな?出版社に交渉してないのか
今は残っていない本なのかな?
版権著作権のもんだいなのかな。
主に絵をじっくり味わうために
あえて余計に文章をつけなかったのかな。
図録に載っていた、ヨゼフ・ラダさんの言葉。
『〜(略)〜絵は子供のファンタジー力を教育するのだ』
だからかしら。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
昔の日本のコミックを連想させる絵もたくさん。
新聞の風刺画のようでいて、やはり
子供向けのイラストなのだなと思うもの。
コマ割されて、漫画になっているもの。
シリアスでリアルなイラスト。
色鮮やかでデザイン画のようなもの。
いろいろあって目移りしました。
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アドルフ・ボルンさんの特徴のあるネコは
今回の展示のチケットやチラシにも載っていました。
オタ・ヤネチェクさんの『公園のお日さま』の挿絵は
観ているだけで心がほかほかしてきました。
ヴラスタ・バラーンコヴァーさんの
「3びきのこぐまベン・ヤン・ヨーン」の挿絵が
可愛かった。つぶらな瞳と塗り方が好き。
ユライ・ホルヴァートさんの木版画や
ペトゥル・シュマレッツさんのデジタル彩色画も
楽しかったです。
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かんじんのアニメーションについてですが、
上映するディスプレイ(モニター)が二つ
離れた場所に置いてあり、鑑賞の途中で
観られるようになっていました。
上映作品ではそのときはちょうど最初から
『いぬと荒くれ者』という切り絵アニメーションを
観ることが出来ました。1972年の作品とのことです。
映像鑑賞スペースが狭いことと、あまり
大きくはないテレビ画面であること、
その前に数人分の僅かな椅子しか
用意されていないこと、モニタが
絵が飾ってある途中にあり、椅子に座りきれずに
周辺に人が集まり、立ち止まると、
壁面の絵を見るときに妨げになることなど、
観辛いことで、残念だと思いました。
そのため、多くの人は集中してアニメを観ずに
ちらっと眺めただけで過ごしてしまうように
思いました。
全体的にけして広くない展示スペースのため
モニタを置くことも難しいと思うのですが
今回の展示内容や、そのテーマからも
せっかくお借りできる資料の幾つか、
アニメーション作品を見ないのは勿体無いです。
帰りの御土産スペースを美術館外、伊勢丹売り場側や
通路側に出しても、モニタ鑑賞スペースは
設けるべきでした。
ただいろいろと狭すぎても消防法に
引っ掛かると思いますが・・・どうなのかなー。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
今回も図録(2300円)と
お気に入りの絵柄のポストカード(一枚100円)を
何枚か買いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
機会を逃すまいとして、この日は展示ハシゴして
京都文化博物館の『北斎と広重展』
〜原安三郎秘蔵浮世絵風景画コレクション初公開〜
も観に行きました。
こちらも実際の浮世絵が観られて楽しかったです。
ただ多少混んでいました。
美術展入り口からテーマパークの乗り物前か、
動物園の目玉の珍獣見学のときのよーに
一列に並んじゃってるのはよくわからないです。
勿論、「一枚ずつ」「丁寧に」「全部」
観たい場合、かなり混んでいたら、
その列に並ぶしかないです。
通常なら、ゆっくり前の人々の歩調に
合わせるのも良いかもしれないです。
ですが、立ち止まる時間は人それぞれ。
近くでも観たい、ちょっと離れた場所からも観たい。
順路はあるにしても、ある程度は自由に、
館内どういう見方をしても良いと思うのですが、
なんでまたみんな「とりあえず」並ぶんでしょう。
今回の浮世絵はところどころスキップしながら
観たため、あまりコレ!という印象なし。
深い青のグラデの美しさや
旅の大変さと楽しさが伝わる絵を
たくさん観たなーという気分。
同行した家族の印象は「永谷園」。
図録は買わず、ポストカード数枚のみ。
雨降りの絵と、滝の絵など。
美術展は一日一箇所じっくり観るのが良いなと
反省しました。
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