令嬢レジーナの決断〜華麗なるマロリー一族
2006年7月17日 読了本
ISBN:4789722759 ソニーマガジンズ 2004/05 ¥819
文学・評論 売上人気:85,513位
『令嬢レジーナの決断〜華麗なるマロリー一族〜』
著:ジョアナ・リンジ
訳:那波 かおり
ヴィレッジブックス(文庫/ソニーマガジンズ)
古くはハーレク○ンロマンスなどに代表される
女性向けロマンス小説。
そうは言いつつ、たまに当たりもあるため
時代と舞台設定だけで買ってみた。
こういう小説はさらさら読めるし、ツッコミ入れながら
楽しく読むのがいちばんだと思います。
向こうの女性向け恋愛小説のパターンものって
わかりやすくて、わー。たのしいよねー。
(気持ちがこもってない?)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
設定としては、幼くして両親を亡くした貴族の娘が
四人の個性的な叔父(伯父)様たちから溺愛されて
社交界デビュー二年目、花爛漫の娘盛りに
とにかく結婚相手を見つけなきゃ!でも
おじさまたちのお眼鏡に叶う男性はいない。
端から文句をつけられてダメになる。
いい加減婿探しもウンザリのところで
「ちょっとしたアクシデント」で美女のヒロインが
丁度良く容姿に優れたまさに美形男子+爵位持ち、
加えてよくこのテの小説では女好みとされやすいタイプの
モテモテの男と出会って一目で恋に落ちるというか
欲情しあうというか。このへんのはっきりした書き方が
洋物らしい、と思うわけであります。
あとは大昔のスカーレットとバトラーよろしく
コト在るごとに反発しあい求め合うという展開。
一緒にしては名作に失礼かとも思いましたが
途中経過だけは永遠のお手本なのかもしれないですね。
小説のほうは誤解のおおもとがわかれば大団円という
なかなか都合の良いファンタジー。
魅力も名誉や力も持っているおじさまや親族が
バックにいて、懇願することによって何でも叶う
ヒロインは、それなりに前向きでコケティッシュ。
しかし強引なやり方に流されやすいまさに「女」。
相手役はビジュアル重視のヘタレ男で
いつまでもぐずぐず言ってるところで飽きた。
本当は男の側にも暗い過去や哀しみがあって
傷を抱えているわけだが、展開のラブコメぶりに
それがお飾り程度なところがどうなんだ。
メイン二人をどう観るかはともかくとして、
四人のおじ様たちの様子は楽しかったです。
このマロリー一族のお話は、あとがきによると
シリーズらしいです。翻訳も読みやすく、
あっという間です。
国内の乙女向けライトノベルで、恋愛の割合が
高めの物語などと比べてみると
なかなか味わい深いのではと思う。
云うほどどっちも量は読んでないが・・・
海外のこういったロマンス小説はだいたい一緒だと
ひとくくりにしたくなる印象が多い。
いっぺんに続けて何冊飽かず読めるか、
ロマンス小説耐久記録に挑んでみたら、どのくらい
冊数いくもんかな。
ケーキブッフェも途中軽いもの入れて
口の中を飽きさせないよう、食べる順番を考えるのが
楽しみのうちですが、これらの恋愛小説も選び方で
続けられるかも。
無駄で時間を食いつぶすようなアホなことに
エネルギーを傾けたいときがあります。
同じパターン小説にしても、薄幸ヒロインが
奇蹟のような援けも借りつつだいたいは自分の手腕で
のし上がって目的を達成、ついでにすれ違い恋愛もあって
場を盛り上げる、というような話なら
もうちょっと読み応えがあるかもしれないが(えー?)
これはホントに恋愛メインで、途中から
なーにやってんだこのばかっぷるは・・・になっちゃいました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
随分前に買ったものを7月はじめごろ読みました。
しばらく読んだり観たりしたものを
感想書かずに放っておいたため
まとめて少しずつ書いていこうと思います。
文学・評論 売上人気:85,513位
『令嬢レジーナの決断〜華麗なるマロリー一族〜』
著:ジョアナ・リンジ
訳:那波 かおり
ヴィレッジブックス(文庫/ソニーマガジンズ)
古くはハーレク○ンロマンスなどに代表される
女性向けロマンス小説。
そうは言いつつ、たまに当たりもあるため
時代と舞台設定だけで買ってみた。
こういう小説はさらさら読めるし、ツッコミ入れながら
楽しく読むのがいちばんだと思います。
向こうの女性向け恋愛小説のパターンものって
わかりやすくて、わー。たのしいよねー。
(気持ちがこもってない?)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
設定としては、幼くして両親を亡くした貴族の娘が
四人の個性的な叔父(伯父)様たちから溺愛されて
社交界デビュー二年目、花爛漫の娘盛りに
とにかく結婚相手を見つけなきゃ!でも
おじさまたちのお眼鏡に叶う男性はいない。
端から文句をつけられてダメになる。
いい加減婿探しもウンザリのところで
「ちょっとしたアクシデント」で美女のヒロインが
丁度良く容姿に優れたまさに美形男子+爵位持ち、
加えてよくこのテの小説では女好みとされやすいタイプの
モテモテの男と出会って一目で恋に落ちるというか
欲情しあうというか。このへんのはっきりした書き方が
洋物らしい、と思うわけであります。
あとは大昔のスカーレットとバトラーよろしく
コト在るごとに反発しあい求め合うという展開。
一緒にしては名作に失礼かとも思いましたが
途中経過だけは永遠のお手本なのかもしれないですね。
小説のほうは誤解のおおもとがわかれば大団円という
なかなか都合の良いファンタジー。
魅力も名誉や力も持っているおじさまや親族が
バックにいて、懇願することによって何でも叶う
ヒロインは、それなりに前向きでコケティッシュ。
しかし強引なやり方に流されやすいまさに「女」。
相手役はビジュアル重視のヘタレ男で
いつまでもぐずぐず言ってるところで飽きた。
本当は男の側にも暗い過去や哀しみがあって
傷を抱えているわけだが、展開のラブコメぶりに
それがお飾り程度なところがどうなんだ。
メイン二人をどう観るかはともかくとして、
四人のおじ様たちの様子は楽しかったです。
このマロリー一族のお話は、あとがきによると
シリーズらしいです。翻訳も読みやすく、
あっという間です。
国内の乙女向けライトノベルで、恋愛の割合が
高めの物語などと比べてみると
なかなか味わい深いのではと思う。
云うほどどっちも量は読んでないが・・・
海外のこういったロマンス小説はだいたい一緒だと
ひとくくりにしたくなる印象が多い。
いっぺんに続けて何冊飽かず読めるか、
ロマンス小説耐久記録に挑んでみたら、どのくらい
冊数いくもんかな。
ケーキブッフェも途中軽いもの入れて
口の中を飽きさせないよう、食べる順番を考えるのが
楽しみのうちですが、これらの恋愛小説も選び方で
続けられるかも。
無駄で時間を食いつぶすようなアホなことに
エネルギーを傾けたいときがあります。
同じパターン小説にしても、薄幸ヒロインが
奇蹟のような援けも借りつつだいたいは自分の手腕で
のし上がって目的を達成、ついでにすれ違い恋愛もあって
場を盛り上げる、というような話なら
もうちょっと読み応えがあるかもしれないが(えー?)
これはホントに恋愛メインで、途中から
なーにやってんだこのばかっぷるは・・・になっちゃいました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
随分前に買ったものを7月はじめごろ読みました。
しばらく読んだり観たりしたものを
感想書かずに放っておいたため
まとめて少しずつ書いていこうと思います。
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