鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
2005年8月24日 観た映像
「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」
2005年/松竹
原作:荒川弘
監督:水島精二
ストーリー/脚本:會川昇
キャラクターデザイン/総作画監督:伊藤嘉之
音楽:大島ミチル
OP/ED:L’Arc〜en〜Ciel
==================================================
鋼の錬金術師エドワード・エルリックは自分のいた世界から
西暦1923年のドイツ・ミュンヘンに飛ばされた。
その頃のドイツは国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が台頭し、
ヒトラーも指導者の一人として立っていた。
再び起こる後の悲惨な世界大戦を予感させながら、第一次大戦の敗北の屈辱と
不況にあえぎ、思想を極端に傾けていく人たち。
弟と同じ顔の科学技師アルフォンス・ハイデリヒと共に行動していたエドは
ある日、軍人に追われるジプシーの娘を助け、一緒に暮らし始める。
彼女は人の心の中や、睡眠中の夢を視ることのできる能力者だった。
オカルトと科学を合わせたカルトな団体組織「トゥーレ協会」は
平行世界の存在を信じ、ある目的の為に暗躍。
エドのいた元の世界を<シャンバラ>と称し、道を開く為のカギを探していた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
一方、実体を取り戻した弟は、兄と「賢者の石」を求めて旅した
数年間の記憶をなくしたまま、どこかに必ずエドが生きていると信じていた。
かつての兄と同じ赤い服を身に纏い、錬金術を使って人を救う様子は
エドの姿と重なる。
ホムンクルスとの戦いの後、平穏を取り戻しつつある街に
再び<異世界>から強大な敵が現れようとしていた。
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テレビアニメーション「鋼の錬金術師」の最終話の後日譚。
テレビシリーズを未見の場合、どこまで楽しめるか難しい。
映画単体で意味のわかる内容になっていないような気がする。
大画面で綺麗な線、作画、キャラクターを観られるのは
嬉しいが、原作やアニメーションのファンではない人には
「???」の部分が多い映画だと思います。
それから興味を持った人が、またテレビ映像商品や
原作含めて本や関連品を手に取ってくれることを願うのか。
後に商品を売るための大きな宣伝映像にもなるのだろうか。
テレビやネットなど、一般に向けての宣伝が多いので
かなりキャンペーンにお金をかけていると思う。
果たしてそれで劇場に足を運んだまったく事前に『知らない』人が
充分満足する仕上がりになっているかどうか。
==================================================
原作本のほうが好きで、アニメ版はだんだん話が独特の展開になるに従い、
テレビシリーズは途中から観るのを止めてしまった。
でも結局、最終回だけは観た。直後に映画の宣伝が入るのを観て
劇場版までシメを引っ張るんだなあと思った。
でもシメてませんでした(笑)
まだまだ豆兄と弟の旅は続く。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
豆兄が、多くの登場人物から大切に思われていることはよくわかる。
しかし、ウィンリィより弟か、兄よ。
ヒロイン(だよね?)は大変、切ない役どころ。
ラスボスの理屈はちっとも理解できず、無理やりな感あり。
ロイ・マスタング、やっぱりかっこつけての登場でした。
ホークアイともう少し会話して欲しかったかな。
なじみのキャラクターの顔見せはやはり嬉しい。
イチに炎の、次に鋼なので、ちょい役でも観られて良かったです。
途中、炎の錬金術師が
誰を、何を、「待つ」のかな、という問いの答えは
二次的妄想で補填するのが楽しいだろうなとふと思う。
全編通して作っている人たちが伝えたいことは
何となく受け取ることができるが、それはまた別の機会があれば。
突っ込んで話すの苦痛なので、あるかなあ。
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劇場版はいつかレンタルででも観られればいいかなと思っていたので
今回、お付き合いとはいえ、劇場に足を運んでほぼ満足です。
いろいろ感想はありましたが、アニメ版かなり辛い見方をしていた為か
劇場版は案外普通に観ました。けっこう楽しめました。
2005年/松竹
原作:荒川弘
監督:水島精二
ストーリー/脚本:會川昇
キャラクターデザイン/総作画監督:伊藤嘉之
音楽:大島ミチル
OP/ED:L’Arc〜en〜Ciel
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鋼の錬金術師エドワード・エルリックは自分のいた世界から
西暦1923年のドイツ・ミュンヘンに飛ばされた。
その頃のドイツは国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が台頭し、
ヒトラーも指導者の一人として立っていた。
再び起こる後の悲惨な世界大戦を予感させながら、第一次大戦の敗北の屈辱と
不況にあえぎ、思想を極端に傾けていく人たち。
弟と同じ顔の科学技師アルフォンス・ハイデリヒと共に行動していたエドは
ある日、軍人に追われるジプシーの娘を助け、一緒に暮らし始める。
彼女は人の心の中や、睡眠中の夢を視ることのできる能力者だった。
オカルトと科学を合わせたカルトな団体組織「トゥーレ協会」は
平行世界の存在を信じ、ある目的の為に暗躍。
エドのいた元の世界を<シャンバラ>と称し、道を開く為のカギを探していた。
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一方、実体を取り戻した弟は、兄と「賢者の石」を求めて旅した
数年間の記憶をなくしたまま、どこかに必ずエドが生きていると信じていた。
かつての兄と同じ赤い服を身に纏い、錬金術を使って人を救う様子は
エドの姿と重なる。
ホムンクルスとの戦いの後、平穏を取り戻しつつある街に
再び<異世界>から強大な敵が現れようとしていた。
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テレビアニメーション「鋼の錬金術師」の最終話の後日譚。
テレビシリーズを未見の場合、どこまで楽しめるか難しい。
映画単体で意味のわかる内容になっていないような気がする。
大画面で綺麗な線、作画、キャラクターを観られるのは
嬉しいが、原作やアニメーションのファンではない人には
「???」の部分が多い映画だと思います。
それから興味を持った人が、またテレビ映像商品や
原作含めて本や関連品を手に取ってくれることを願うのか。
後に商品を売るための大きな宣伝映像にもなるのだろうか。
テレビやネットなど、一般に向けての宣伝が多いので
かなりキャンペーンにお金をかけていると思う。
果たしてそれで劇場に足を運んだまったく事前に『知らない』人が
充分満足する仕上がりになっているかどうか。
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原作本のほうが好きで、アニメ版はだんだん話が独特の展開になるに従い、
テレビシリーズは途中から観るのを止めてしまった。
でも結局、最終回だけは観た。直後に映画の宣伝が入るのを観て
劇場版までシメを引っ張るんだなあと思った。
でもシメてませんでした(笑)
まだまだ豆兄と弟の旅は続く。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
豆兄が、多くの登場人物から大切に思われていることはよくわかる。
しかし、ウィンリィより弟か、兄よ。
ヒロイン(だよね?)は大変、切ない役どころ。
ラスボスの理屈はちっとも理解できず、無理やりな感あり。
ロイ・マスタング、やっぱりかっこつけての登場でした。
ホークアイともう少し会話して欲しかったかな。
なじみのキャラクターの顔見せはやはり嬉しい。
イチに炎の、次に鋼なので、ちょい役でも観られて良かったです。
途中、炎の錬金術師が
誰を、何を、「待つ」のかな、という問いの答えは
二次的妄想で補填するのが楽しいだろうなとふと思う。
全編通して作っている人たちが伝えたいことは
何となく受け取ることができるが、それはまた別の機会があれば。
突っ込んで話すの苦痛なので、あるかなあ。
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劇場版はいつかレンタルででも観られればいいかなと思っていたので
今回、お付き合いとはいえ、劇場に足を運んでほぼ満足です。
いろいろ感想はありましたが、アニメ版かなり辛い見方をしていた為か
劇場版は案外普通に観ました。けっこう楽しめました。
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