絢爛舞踏祭―Brave new world
2005年8月25日 読了本
ISBN:4840229775 2005/08 ¥609
著:明神 真琴
イラスト:きむらじゅんこ
電撃文庫(メディアワークス)
==================================================
ゲーム版『絢爛舞踏祭』ノベライズ。
2250年、ジョージ・タフト大統領の外交工作により、太陽系知類は
海軍魔女艦隊(ネーバル・ウィッチ)と休戦協定を結んだが・・・。
戦後不況にあえぐ世界はやがて再び混迷の一途を辿りつつあった。
2252年、宇宙が居場所だった第六艦隊のハリー・オコーネル大尉は
火星の海で治安活動を行う大気圏軍に転属となる。
彼の操るJ級フレームは、宇宙用の<人形>から火星の海に合うよう
改造されたラウンド・バックラーである。
shield−絶対物理防壁を機体前面に発生させ、ぶつかるもの全て
『反力を受けずに対象を消滅させる』ことができる。
第六艦隊の生き残り、先に火星入りしていたカール・ドランジ中尉に
RB操作のコツを教わるハリー。宇宙と異なる水中の操縦。
呑み込めてきたところで、早速密輸船団に出くわしてしまう。
そこで艦隊指揮をとるトシロー・スミス少佐の非道ぶりを見たのが
ハリーの運のツキ・・・新たな戦いの始まりとなる。
==================================================
メインキャラクターはハリー・オコーネル。
それからマイケル・コンコード。
マイケルの素性がわかり、彼の火星先住民としての立場や
ゲームでの台詞から読み取れる感情が理解しやすくなった。
ドランジ、え、こんな人なんだ。
なんとなくわかるし、ちょっと違った気もする。
それはそれで面白かった。でも騎士って・・・。
エリザベス艦長もいきいきとして、ゲームよりずっといい。
(私のプレイでそういう印象を持っただけです)
ポー教授が弱気なのが意外。
希望号に乗るパイロットとしてのPCキャラの位置は・・・微妙。
男性として描かれている。
ハリーを主人公として読むと、実力ともなう良き脇役って感じ。
とは言っても顔が見えない。プレイヤーキャラだけに、
どの程度色づけするのか苦慮されている気がする。
うーんと。飄々とした感じ。
ゲーム版のビジュアルがもうちょっと好みだったらなー。
どうもいまいち。PCキャラは男性も女性も私的にどっちつかず。
あー、ゲームじゃなくて本の感想だった。ええと。
今回のこういう登場の仕方好きなんだけど。
名前がカルロウ・コロデとつけられています。
何かのもじりか、それとも特に意味はないのか。
スミスがどんだけバカ上司かもよくわかりました。
銀河英雄伝説あたりで出てきそうな愚者っぷりで
つくづく部下の兵隊さんたちが哀れだと思います。
しかし。
それを影で操るのは・・・・!!
==================================================
口絵(ピンナップ)にゲーム版の登場人物の名前と顔写真。
ピンナップイラストはアキ&ミズキのマッサージ風景イカナ見学。
表紙のまんなかに陣取るヤガミはちょこちょこっと出てきて
ラストに思い切り、場をさらって行きました。(私だけの感想か?)
腹黒上等。
キザ眼鏡っ。
==================================================
表紙絵がイメージとちょっと違いました(笑)。
挿絵はこういうのもアリかな?とそれほど気にならなかったけれど
表紙裏表紙の違和感はぬぐえず。アニメ絵っぽすぎるのかな?
多少、メディアミックスということで暈かしてある部分があるにせよ、
単体小説としても楽しめるように工夫すればいいんであって、
(実際、けっこう楽しめました)
装丁がこういう感じだと、手に取る人の層を狭めると思う。
ゲームソフトは15歳以上推奨に設定してあるのだから
もう少し落ち着いたデザインで展開しても良かったのでは・・。
イラストレーターはそのままでも、色合いや描画タッチを
もうちょい考えてみるとか。
小説の内容から受けたイメージだと、火星の海やメカだけの
イラストでも充分。それでは人目を惹かないのでしょうか。
(読了:8/11〜12?)
==================================================
所謂、文庫の<ライトノベル>って好んでは読まないんですが・・。
集めて読んでるのって『十二国記』シリーズくらいかな。
読めばきっと面白いだろうな、と思うようなのは幾つかあります。
装丁や表紙絵など、書店で手に取りにくいです。
コミックはJCでも何でもまとめてレジに積みますが
なんでこのテの本は何となく気後れするのだろう。
慣れれば一緒のよーな気がする。
今回のようにゲーム原案で、元の作品にはまったもので何点か。
昔、幻水の短編集で青雷の某が読みたくて読んだ。
あと、すてプリのフューレの回だけとか。
「誰か」が描かれているのが読みたいだけで買ったのばっか。
著:明神 真琴
イラスト:きむらじゅんこ
電撃文庫(メディアワークス)
==================================================
ゲーム版『絢爛舞踏祭』ノベライズ。
2250年、ジョージ・タフト大統領の外交工作により、太陽系知類は
海軍魔女艦隊(ネーバル・ウィッチ)と休戦協定を結んだが・・・。
戦後不況にあえぐ世界はやがて再び混迷の一途を辿りつつあった。
2252年、宇宙が居場所だった第六艦隊のハリー・オコーネル大尉は
火星の海で治安活動を行う大気圏軍に転属となる。
彼の操るJ級フレームは、宇宙用の<人形>から火星の海に合うよう
改造されたラウンド・バックラーである。
shield−絶対物理防壁を機体前面に発生させ、ぶつかるもの全て
『反力を受けずに対象を消滅させる』ことができる。
第六艦隊の生き残り、先に火星入りしていたカール・ドランジ中尉に
RB操作のコツを教わるハリー。宇宙と異なる水中の操縦。
呑み込めてきたところで、早速密輸船団に出くわしてしまう。
そこで艦隊指揮をとるトシロー・スミス少佐の非道ぶりを見たのが
ハリーの運のツキ・・・新たな戦いの始まりとなる。
==================================================
メインキャラクターはハリー・オコーネル。
それからマイケル・コンコード。
マイケルの素性がわかり、彼の火星先住民としての立場や
ゲームでの台詞から読み取れる感情が理解しやすくなった。
ドランジ、え、こんな人なんだ。
なんとなくわかるし、ちょっと違った気もする。
それはそれで面白かった。でも騎士って・・・。
エリザベス艦長もいきいきとして、ゲームよりずっといい。
(私のプレイでそういう印象を持っただけです)
ポー教授が弱気なのが意外。
希望号に乗るパイロットとしてのPCキャラの位置は・・・微妙。
男性として描かれている。
ハリーを主人公として読むと、実力ともなう良き脇役って感じ。
とは言っても顔が見えない。プレイヤーキャラだけに、
どの程度色づけするのか苦慮されている気がする。
うーんと。飄々とした感じ。
ゲーム版のビジュアルがもうちょっと好みだったらなー。
どうもいまいち。PCキャラは男性も女性も私的にどっちつかず。
あー、ゲームじゃなくて本の感想だった。ええと。
今回のこういう登場の仕方好きなんだけど。
名前がカルロウ・コロデとつけられています。
何かのもじりか、それとも特に意味はないのか。
スミスがどんだけバカ上司かもよくわかりました。
銀河英雄伝説あたりで出てきそうな愚者っぷりで
つくづく部下の兵隊さんたちが哀れだと思います。
しかし。
それを影で操るのは・・・・!!
==================================================
口絵(ピンナップ)にゲーム版の登場人物の名前と顔写真。
ピンナップイラストはアキ&ミズキのマッサージ風景イカナ見学。
表紙のまんなかに陣取るヤガミはちょこちょこっと出てきて
ラストに思い切り、場をさらって行きました。(私だけの感想か?)
腹黒上等。
キザ眼鏡っ。
==================================================
表紙絵がイメージとちょっと違いました(笑)。
挿絵はこういうのもアリかな?とそれほど気にならなかったけれど
表紙裏表紙の違和感はぬぐえず。アニメ絵っぽすぎるのかな?
多少、メディアミックスということで暈かしてある部分があるにせよ、
単体小説としても楽しめるように工夫すればいいんであって、
(実際、けっこう楽しめました)
装丁がこういう感じだと、手に取る人の層を狭めると思う。
ゲームソフトは15歳以上推奨に設定してあるのだから
もう少し落ち着いたデザインで展開しても良かったのでは・・。
イラストレーターはそのままでも、色合いや描画タッチを
もうちょい考えてみるとか。
小説の内容から受けたイメージだと、火星の海やメカだけの
イラストでも充分。それでは人目を惹かないのでしょうか。
(読了:8/11〜12?)
==================================================
所謂、文庫の<ライトノベル>って好んでは読まないんですが・・。
集めて読んでるのって『十二国記』シリーズくらいかな。
読めばきっと面白いだろうな、と思うようなのは幾つかあります。
装丁や表紙絵など、書店で手に取りにくいです。
コミックはJCでも何でもまとめてレジに積みますが
なんでこのテの本は何となく気後れするのだろう。
慣れれば一緒のよーな気がする。
今回のようにゲーム原案で、元の作品にはまったもので何点か。
昔、幻水の短編集で青雷の某が読みたくて読んだ。
あと、すてプリのフューレの回だけとか。
「誰か」が描かれているのが読みたいだけで買ったのばっか。
コメント