週何度も足を運ぶ場所といえば書店。
割とまとめ買いせずに、こまめに行ってる
食材・日用品売り場とどっこいどっこい。
店内滞在時間は、といえばこれまたどちらが長いのか。

先日、文庫の新刊平積みをうっかりのぞいてみて
(積ん読本が多いのでなるべく新刊チェック自粛中)
つい買いそうになった江戸川乱歩全集。
光文社文庫から・・・。文庫にしてはけっこう
力入った(?)みなりで、ナカミも読みやすそう・・・。
全集の目録を見れば、これまた全30巻とな。

最後の方の巻に、幻影城や探偵小説四十年をもってくるあたり、
何か昔出た講談社の文庫全集に似てるなあ・・・。
最初も短編集から入ってるし。
そんなわけでいったん帰って講談社版の目録と
照らし合わせてみようと思いなおす。

講談社文庫は絶版になって久しく、
結局古本屋で探すのもほとんど諦めてしまって今に至る。

刊行当時は学生ゆえに欲しくても全巻は集められず
今なら絶対大人買いしたのになぁ、と悔やみました。

さて、今回の光文社の全集。
一冊およそ1000円、30巻で参萬円也。
講談社の乱歩全集も中途半端にあることだし
光文社版の順番もちょっと似てる気がしてるのだが
無い巻や作品だけ拾っていけないこともないか?
しかし講談社は全60巻くらい、光文社は30冊となると
ほぼ半分、二冊で一冊、という単純な編集ではなさそう?
解説や注釈もあるみたいだし、どうせなら揃えたい。
いやしかし既に丁度一年前から刊行していて
既に13冊も出てしまっているからして今から追いつくのは
またしてもけっこう大変なんじゃないかと思ったり。
月1冊ペースなら何とか集められそうな気がする。
問題は収納場所だが、今年の夏も家庭内大処分祭決行中なので
何とか成るだろう(なるのか・・・?)

紙・布モノを大量に処分しております。
なんか10年たったからには節目として
けっこう思い切って捨てやすい。
それなら増やさねばいいものをまたしても全集、
いつまでたってもいたちごっこのよーなそれもセルフでイタチゲーですよ!
ばかじゃないだろうか。
まあいい。

そんなわけで乱歩全集、どうしようかなあ・・。
復刊どっとこむ様では、400票以上の復刊希望票が入って
かなり前に復刊交渉に入ったはず・・・。
それが光文社版に反映されてるのか?まさかなあ。
講談社文庫版は挿絵装丁が天野さんだったからこそ
全巻集めたくもなったのだ。
果たして復刊交渉はどうなったのだろうか。

夏中悩んでいるしかないか。
ついでに持ってる本だけ再読しようかな。

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