DVD バンダイビジュアル 2003/10/24

昨年、発売日に買った。
SAC本編を集める財力は無い為
総集編やメイキング、また好きだったOP&ED
(現在の地上波放映版と異なる)
の映像がテロップ無しで入ってたらいいな、と
希望を持っていましたが、収録されてなかった。

ノンテロップ〜とかって商品説明に普通
書いてあるだろう!よく読んで買え!
・・・と思ったがあとのまつりで。

内容も、本編をあらかじめすべて視聴している人向け。
巷にあふれるムック本「○○のすべて」や
「パーフェクトブック」をさらにマニア向けにしたような。
スタッフやキャストのインタビューは面白いが
本編を全部観てないとそれも半減。

春に公開される「イノセンス」は、
私の周囲でも興味のある人が増えてきて嬉しい。
最初の劇場版のときは、公開される劇場も地味で
地元ではなくて大阪まで出て行った。
海外で高い評価を得たというニュースが
ぼちぼち入ってきても、身近な女友達のなかでは
話が出来る人がいなかった。
今はSACシリーズのおかげでかなり一般にも
なじみやすくなっていると思う。
あとは、PCとインターネットの普及のおかげもあるだろう。
’90年代半ば、「ネット」や「ウイルス」などの単語が
ここまで普通の言葉で語られていなかったように思う。
難解で、原作を読んで改めて飲み込めたこともあった。
コミックのコマの外の細かい注釈。
あれを全部読むのは楽しいが、面倒だと思う人もいるかな。

海外の映画公開時や監督の説明で繰り返し語られる
「押井氏の影響」も、攻殻の名前を知る
きっかけになった人もいるかもしれない。

攻殻機動隊の原作2巻は、もう「機動隊」ではない。
草薙の容姿も変わっている。
アニメ「9課」における「人間」のドラマと
原作者の描きたい方向はどんどん離れていくが
どちらもそれぞれ、魅力的であることには変わりなし。

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