なんでも書いていいのは楽だなーぁ
2013年8月8日 日常ミクシ日記もあるのだが、
ここがやっぱり落ち着くなあ。
ついったもFBもやらないので、
世の中についていかれんのー、と
思いながら、日記書くのは好きだ。
誰が見るかわからなくても、
誰も見ることがなくても。
ミクシは、主に友達に向けて
近況を発信している感じ。
ここは、つぶやくところ。
長文に慣れているから、
言葉ひとつふたつ、とか
1~2行でつぶやいちゃうみんなが
すごいなあ、って思う。
簡潔に表すって、自分にとっては
非常に難しい。
たとえば、A4の紙、1枚に収めるよう
公的文書作りなさい。ってなると
一生懸命、削ってみるけど・・・
日記みたいな、こういうところでは
幾らでも書いてしまうよ。
読むほうは確かに、面倒で鬱陶しいかも。
他で趣味専門に書いてはいるものの、
あまりにもジャンルから外れた内容は
書けないなあ、と一応戒めてます。
くだらない日常も、週末の散歩も
いろんなこと全部いっぺんに書けたら
楽だけど、やっぱり分けたいな。
さて、本読まないと。
映画も観たいなあ。
大好きなファンタジーや歴史モノ、SFから
読んでいけばいいんじゃなかろうか。
日本が舞台の、現代小説をほとんど
読まなくなってずいぶん経った。
(推理モノとか、それこそ空想世界のは別です)
現実と比べたり、思い出したり、
解決しない問題を考え込んだりするから、
あんま読みたくない。
同世代が登場人物になっているような
小説なんて余計読む気が起こらない。
うーん。
無理して読む必要もないか。
時々、作られたせかいが、薄っぺらに感じるのは
自分にとっての当たりを読んでないからだな。
あと、せっかく読んでも、忘れちゃう。
すぐ。
目で追っているときはちゃんと見えてるのに、
興味が湧いて「そっかー」って思ってるのに。
暗記パンが欲しいよー。
そしたら、同じテーマの本を続けて読むとき
「ああ、あのことだな」ってすぐわかる。
記憶を重ねていかれないってのは、何か
もったいない気がする。
繰り返し観ている映画や、再読した本の記憶は
ある程度残ってるから、今から読む本だって
何回も読まないとだめかも。
そういや昔々のアニメーション映画の台詞を
場面ごとに説明してたら、家族に
「よく覚えてるね」って呆れた顔されたな。
そりゃー何度か観てたら覚えるでしょ。
北島マヤみたいに丸覚えは無理だけど
場面ごとの人物の表情や仕草だって
記憶に残るよね。
集中力の違いかね?
消さないとなくならない
2013年8月7日 日常一年以上経ってまた書いてみる。
前回からまた一年。過ぎれば短くて
これからもそんな感じで日が経つんだなー。
本を読まなくなると、心が動くことが
減ったような気がする。
時間の経ちかた・・。
砂場で、篩いを持って、ざーざー振って
荒いの除けて、またざーざー振って、
さらさら、ざーって感じ。
意識して、ちゃんと考えて、過ごさないと
加速して年とって行きそう。
どうせ早く過ぎるなら、実がちょっとでも
詰まってる時間を過ごしていったほうが
いいなあ。
体力は無いけど、健康状態は良い。と思う。
図書館や大きな本屋で書棚を眺めていると
また幾らでも読みたくなるのに、
手にしただけで充足して、
家に帰ると、積んでいく。
活字を読む時間を作れない。作らない。
コミックや雑誌なら
買って帰ってすぐ読めるのに。
ネットのニュースは毎日読む。
気になった見出しはすぐ飛んでみる。
わからない言葉、興味のあること、
なんでも検索してブログを読んだり
Wikiのバカみたいに長い文を
じっくり読んでみる。
活字に拒否反応があるわけではないのに、
落ち着いて本のページを捲らなくなったのは
何でだろう。
三年あれば中学も高校も卒業だよなおい。
大人になると意識して学んでいかないと
劣化する一方だ。
さて、この間、若い頃の不勉強やらぼんやり加減やら
反省することしきりな毎日だが
進んだことといえば朝の通勤電車が平気になりつつ
あったことと(つーても外部の音をヘッドフォンで遮断して
座って眠るだけだが)、年齢とともにポンコツ化するしんたい。
読書に嵌ると帰りの電車が苦にならないのが
やはり助かる。
面倒でも磨り減っても
人は人の中で暮らすほうが良いことは多い。
2010年後半〜2011年前半は
守人シリーズというのか、上橋奈穂子さんの本を
続けて読んだ。
2011年4月
▽「異」ポプラ社 百年文庫17
江戸川乱歩「ひとでなしの恋」
Ambroge Bierce「人間と蛇」
Edgar Allan Poe「ウィリアム・ウィルスン」
▽「夜」ポプラ社 百年文庫9
Ttuman Copte「夜の樹」
吉行淳之介「曲がった背中」
Sherwood Anderson「悲しいホルン吹きたち」
6月
▽「輪廻と解脱 苦界からの脱出」
講談社現代新書953 花山勝友:著
インドにおける先駆思想/仏教の根本的教義/「六道輪廻」の世界 他
▽「森と文明の物語 ―環境考古学は語る」
ちくま新書034 安田喜憲:著
1995年5月発行。五千年前に誕生した都市文明がやがて世界に広がり
輝かしい発展を遂げた。豊かな生活を実現するために
自然を征服し、利用する過程。
▽「日本の神々」
岩波新書618 谷川健一:著
かつて日本列島に住みなした人々は風も樹も山もすべて
「可畏きもの」をカミと考えた―
沖縄の話を例に上げる記述が多かったため
本島のほうももう少し掘り下げて欲しかった。
総じて興味深い。
7月
宮部みゆき「龍は眠る」「魔術はささやく」再読。
すぐ思い出せたところ、忘れていたところいろいろ。
文庫発行当時に購入しているからかなり前に読んだ。
8月
▽「誰か Somebody」宮部みゆき:著(文春文庫)
今多コンツェルン広報室の杉村三郎は
事故死した同社の運転手、梶田信夫の娘たちの
父親の死の真相について相談を受ける。
登場人物をとりまく環境、感情の吐露。
いつものことだが、後味がほろ苦い。
▽「返事はいらない」宮部みゆき:著(新潮文庫)
短篇集。文庫版は平成6年初版。再読
▽「西風のくれた鍵」岩波少年文庫
The Spice Woman’s Basket And Other Tales
/Alison Uttley
石井桃子、中川李枝子/訳
Illustrations by Irene Hawkins
The Pixies’ Scarf
ピクシーのスカーフ
The Snow Maiden
雪むすめ
The Tinker’s Treasure
鋳かけ屋の宝もの
The SpiceWoman’s Basket
幻のスパイス売り
The Girl Who Married a Pixie
妖精の花嫁ポリー
The Keys of the Trees
西風のくれた鍵
▽「ふたりのロッテ」岩波少年文庫
DAS DOPPELTE LOTTCHEN/Erich Kastner
池田香代子:訳
9月
▽「はだかの太陽」ハヤカワ文庫SF
The Naked Sun/ISAAC ASIMOV 1957
冬川 亘:訳
▽「銀色の恋人」「銀色の愛ふたたび」
ハヤカワ文庫SF
The Silver Metal Lover
Metallic Love
/Tanith Lee
井辻朱美:訳
一作目は再読。遙か彼方昔に嵌った。
二作目を見つけたので読んでみて
いろんな意味でびっくり。
私はがっかりした部分と
面白かった部分と両方あって
非常に興味深く読んだ。
作者は24年ぶりに続編を書いたというが
過去の作品が気がかりだったのかな?
一作目の読者は若い女性も多かったと思うが
続編でその思い出を霧散させるものかも。
世界の創造神に変化の過程(?)を尋ねてみたい。
大人になると意識して学んでいかないと
劣化する一方だ。
さて、この間、若い頃の不勉強やらぼんやり加減やら
反省することしきりな毎日だが
進んだことといえば朝の通勤電車が平気になりつつ
あったことと(つーても外部の音をヘッドフォンで遮断して
座って眠るだけだが)、年齢とともにポンコツ化するしんたい。
読書に嵌ると帰りの電車が苦にならないのが
やはり助かる。
面倒でも磨り減っても
人は人の中で暮らすほうが良いことは多い。
2010年後半〜2011年前半は
守人シリーズというのか、上橋奈穂子さんの本を
続けて読んだ。
2011年4月
▽「異」ポプラ社 百年文庫17
江戸川乱歩「ひとでなしの恋」
Ambroge Bierce「人間と蛇」
Edgar Allan Poe「ウィリアム・ウィルスン」
▽「夜」ポプラ社 百年文庫9
Ttuman Copte「夜の樹」
吉行淳之介「曲がった背中」
Sherwood Anderson「悲しいホルン吹きたち」
6月
▽「輪廻と解脱 苦界からの脱出」
講談社現代新書953 花山勝友:著
インドにおける先駆思想/仏教の根本的教義/「六道輪廻」の世界 他
▽「森と文明の物語 ―環境考古学は語る」
ちくま新書034 安田喜憲:著
1995年5月発行。五千年前に誕生した都市文明がやがて世界に広がり
輝かしい発展を遂げた。豊かな生活を実現するために
自然を征服し、利用する過程。
▽「日本の神々」
岩波新書618 谷川健一:著
かつて日本列島に住みなした人々は風も樹も山もすべて
「可畏きもの」をカミと考えた―
沖縄の話を例に上げる記述が多かったため
本島のほうももう少し掘り下げて欲しかった。
総じて興味深い。
7月
宮部みゆき「龍は眠る」「魔術はささやく」再読。
すぐ思い出せたところ、忘れていたところいろいろ。
文庫発行当時に購入しているからかなり前に読んだ。
8月
▽「誰か Somebody」宮部みゆき:著(文春文庫)
今多コンツェルン広報室の杉村三郎は
事故死した同社の運転手、梶田信夫の娘たちの
父親の死の真相について相談を受ける。
登場人物をとりまく環境、感情の吐露。
いつものことだが、後味がほろ苦い。
▽「返事はいらない」宮部みゆき:著(新潮文庫)
短篇集。文庫版は平成6年初版。再読
▽「西風のくれた鍵」岩波少年文庫
The Spice Woman’s Basket And Other Tales
/Alison Uttley
石井桃子、中川李枝子/訳
Illustrations by Irene Hawkins
The Pixies’ Scarf
ピクシーのスカーフ
The Snow Maiden
雪むすめ
The Tinker’s Treasure
鋳かけ屋の宝もの
The SpiceWoman’s Basket
幻のスパイス売り
The Girl Who Married a Pixie
妖精の花嫁ポリー
The Keys of the Trees
西風のくれた鍵
▽「ふたりのロッテ」岩波少年文庫
DAS DOPPELTE LOTTCHEN/Erich Kastner
池田香代子:訳
9月
▽「はだかの太陽」ハヤカワ文庫SF
The Naked Sun/ISAAC ASIMOV 1957
冬川 亘:訳
▽「銀色の恋人」「銀色の愛ふたたび」
ハヤカワ文庫SF
The Silver Metal Lover
Metallic Love
/Tanith Lee
井辻朱美:訳
一作目は再読。遙か彼方昔に嵌った。
二作目を見つけたので読んでみて
いろんな意味でびっくり。
私はがっかりした部分と
面白かった部分と両方あって
非常に興味深く読んだ。
作者は24年ぶりに続編を書いたというが
過去の作品が気がかりだったのかな?
一作目の読者は若い女性も多かったと思うが
続編でその思い出を霧散させるものかも。
世界の創造神に変化の過程(?)を尋ねてみたい。
今年、春の状況。
◇本、読まないままです。読んでも途中どまり。
ケルトファンタジーの読みかけがあったが
図書館に返却してそのままになってたわ。
映画もまともに観てないし、映画館も行ってない。
最近見た映画・・・の場面で印象に残ったのは、
テレビで放映された作品くらい。
そのため、こちらに書くネタが正直見つからないです。
アニメ感想書きなぐってもいいけど、
ふつーの文章では書けないだろうし(笑)
眼鏡とかメガネとかめがねとか。
あと声がどうの作画がどうの。
そーいうの、自分とこ(サイト)で書いてりゃいいですだ。
んだから、ここでは控えめにするです。
文化的貧乏っていうのか、困窮生活。
自分で努めればいいのに、そこまでじゃなくなってて
どうしてこんなに集中力と根気が限定されるのかわからない。
ゲームとアニメーションへの集中力は別腹らしいです。
大人の女としてどうか。
いや。まあ、ほんとにもう。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
◇映画や現代演劇、伝統芸能や音楽などの嗜好や感想と同列で
どうしてゲームやアニメーションが語れないのか
語りにくいと自分が思ってしまうのか解せん。
いまだヲタクでくくるしかないんだろうか。
ジブリとディズニーなら一般的で他はマニア扱いってのは
ちょっと被害妄想すぎるにしても、似たり寄ったりか。
日本の文化だなんだというならば、
地下のサブカル範疇だけじゃなくて、
昼働くような生活してたらリアルタイムで観られないだろう深夜枠や、
土日の子供向けの枠だけじゃなくて・・・
がっつりゴールデンタイムに、ドラマなアニメーションやるくらいに
なってくんないかな。
土地柄、そういう番組編成なのかもしれないが
朝から深夜までほんと24時間芸人中心のテレビって
本当につまらないです。同じ顔ばかり。
そういう人間はケーブルでも見てればいいんでしょうが
ウチは契約してないんだわ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
最近>>
◇「男たちの挽歌」シリーズ2作品やってて
あ、レスリー・チャン。そういや十年以上前に大好きだったな。
と懐かしく思い出していたら、一緒に観てた家族が
『昔のアイドルみたいな髪型だね』とか何とか。
そういうツッコミはいいから。もう。
浸ってたのに。
続編もみかけたんでしばらくそのまま観てたら、
前作でお亡くなりになったはずのチョウ・ユンファ演ずる青年が。
まさか、双子の兄弟とかじゃないよなハハッ!と
家族に冗談言っていたら、本当にそういう設定だったらしい。
◇衛星放送で見かけた「わらの女」<Woman of Straw>。
ショーン・コネリーの濃い顔、悪党の色男で
俺からは離れられないんだろ?的な態度にうんざりしながら
女優さんの美しさにみとれてました。
その整った肢体をけだるく横たえて見せてくれるあたり、
昔の映画ってこういうとこ味があるんです。うむ。
完全な悪女じゃないところが、私にはかえって哀れで愛しく映りました。
あと途中でいきなりお亡くなりになった
貴族の初老男性のほうに目が釘付けでした。
なにこれ、ツンデレの先祖?
ものすごいイヤなじーさんで、最初は生理的に嫌悪するくらい。
昔の映画って、典型的な設定の中で、
これらの描写はすごいな、実写だけあるな。と思いました。
それなのに、あの変わりよう!情もうつるわいな。
彼はみんなわかってたのかもしれないし
でも最期は本当に幸せだったかもしれない。
行く末が気になりましたが、
富豪が亡くなり、死を隠蔽しようとする男と、言いなりの女の様子が
観ていられなくなり、用事もあったことから途中でテレビを消しました。
あのあとヒロインはどうなったんだろう。
原作は正統派のミステリーらしく、映画のような暗い昼メロでは
なさそうですね。
◇本、読まないままです。読んでも途中どまり。
ケルトファンタジーの読みかけがあったが
図書館に返却してそのままになってたわ。
映画もまともに観てないし、映画館も行ってない。
最近見た映画・・・の場面で印象に残ったのは、
テレビで放映された作品くらい。
そのため、こちらに書くネタが正直見つからないです。
アニメ感想書きなぐってもいいけど、
ふつーの文章では書けないだろうし(笑)
眼鏡とかメガネとかめがねとか。
あと声がどうの作画がどうの。
そーいうの、自分とこ(サイト)で書いてりゃいいですだ。
んだから、ここでは控えめにするです。
文化的貧乏っていうのか、困窮生活。
自分で努めればいいのに、そこまでじゃなくなってて
どうしてこんなに集中力と根気が限定されるのかわからない。
ゲームとアニメーションへの集中力は別腹らしいです。
大人の女としてどうか。
いや。まあ、ほんとにもう。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
◇映画や現代演劇、伝統芸能や音楽などの嗜好や感想と同列で
どうしてゲームやアニメーションが語れないのか
語りにくいと自分が思ってしまうのか解せん。
いまだヲタクでくくるしかないんだろうか。
ジブリとディズニーなら一般的で他はマニア扱いってのは
ちょっと被害妄想すぎるにしても、似たり寄ったりか。
日本の文化だなんだというならば、
地下のサブカル範疇だけじゃなくて、
昼働くような生活してたらリアルタイムで観られないだろう深夜枠や、
土日の子供向けの枠だけじゃなくて・・・
がっつりゴールデンタイムに、ドラマなアニメーションやるくらいに
なってくんないかな。
土地柄、そういう番組編成なのかもしれないが
朝から深夜までほんと24時間芸人中心のテレビって
本当につまらないです。同じ顔ばかり。
そういう人間はケーブルでも見てればいいんでしょうが
ウチは契約してないんだわ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
最近>>
◇「男たちの挽歌」シリーズ2作品やってて
あ、レスリー・チャン。そういや十年以上前に大好きだったな。
と懐かしく思い出していたら、一緒に観てた家族が
『昔のアイドルみたいな髪型だね』とか何とか。
そういうツッコミはいいから。もう。
浸ってたのに。
続編もみかけたんでしばらくそのまま観てたら、
前作でお亡くなりになったはずのチョウ・ユンファ演ずる青年が。
まさか、双子の兄弟とかじゃないよなハハッ!と
家族に冗談言っていたら、本当にそういう設定だったらしい。
◇衛星放送で見かけた「わらの女」<Woman of Straw>。
ショーン・コネリーの濃い顔、悪党の色男で
俺からは離れられないんだろ?的な態度にうんざりしながら
女優さんの美しさにみとれてました。
その整った肢体をけだるく横たえて見せてくれるあたり、
昔の映画ってこういうとこ味があるんです。うむ。
完全な悪女じゃないところが、私にはかえって哀れで愛しく映りました。
あと途中でいきなりお亡くなりになった
貴族の初老男性のほうに目が釘付けでした。
なにこれ、ツンデレの先祖?
ものすごいイヤなじーさんで、最初は生理的に嫌悪するくらい。
昔の映画って、典型的な設定の中で、
これらの描写はすごいな、実写だけあるな。と思いました。
それなのに、あの変わりよう!情もうつるわいな。
彼はみんなわかってたのかもしれないし
でも最期は本当に幸せだったかもしれない。
行く末が気になりましたが、
富豪が亡くなり、死を隠蔽しようとする男と、言いなりの女の様子が
観ていられなくなり、用事もあったことから途中でテレビを消しました。
あのあとヒロインはどうなったんだろう。
原作は正統派のミステリーらしく、映画のような暗い昼メロでは
なさそうですね。
蟲師 (通常版) [DVD]
2008年11月29日 観た映像
「蟲師」(2006/日本)
原作: 漆原由紀
監督: 大友克洋
出演:オダギリジョー、大森南朋、
蒼井優、江角マキコ、他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
同名コミックの実写映画化。
原作本(講談社アフタヌーンコミックス)
のエピソードですが、
「柔らかい角」(単行本一巻)
「筆の海」(単行本二巻)
「雨がくる虹がたつ」(単行本二巻)
「眇の魚」(単行本三巻)
などから採って、オリジナル脚本になっていました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
原作が大好きで、アニメーション版は
限定版をずっと予約して全巻集めて
全プレ貰っちゃったくらいなんで・・・。
ギンコみたいな男に弱いんだ。
もー大好き。アニメーション版は声も
聴いているうちに慣れてきて好きになった。
だから、実写版はたぶん観ることはないと思ってた。
これも、家族のリクエストで観ることになった。
とりあえず、最初はかぶりついて観てみて
途中から、片手間になった。
映画単体では、あまり面白くなかった。
原作での「場面」を
映像でどう描いていくのか興味がありました。
文字が紙に戻っていくところなどは
CGとは便利でなかなか見事なものだと思いました。
淡幽とギンコの関係は原作の感じが好きです。
映画では明確に、ギンコ→淡幽への想いが
台詞の中で語られていましたが・・・・。
なんか違うなぁと思ってしまった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ぬい。雰囲気はいいが、「語り」がもっと
もっと上手かったら良かったなぁ。
あの場面での台詞は。
言葉を音にするのは、本当に難しい。
ギンコ。
映画のほうは原作より、くにゃっとした感じ。
ちょっと柔らかい。
虹郎。存在感があったというか
目立ってたというか。
こういう役回りにしたのは面白い。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
コミックやアニメのだと、ギンコは
もうちょっと渋いような・・・っていうとヘンかな。
あちこちへ旅して商売もするから人なつっこいけれど
どこか掴めず、洞をかかえてて。
突き放した優しさがあるよな気がする。
また読み返そうかな。
DSの「蟲師~天降る里~」は発売前は楽しみだったが
結局買ってないのだ。プレイレビューをいろいろ
読んでみて、未だに思い切りがつかない。
原作: 漆原由紀
監督: 大友克洋
出演:オダギリジョー、大森南朋、
蒼井優、江角マキコ、他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
同名コミックの実写映画化。
原作本(講談社アフタヌーンコミックス)
のエピソードですが、
「柔らかい角」(単行本一巻)
「筆の海」(単行本二巻)
「雨がくる虹がたつ」(単行本二巻)
「眇の魚」(単行本三巻)
などから採って、オリジナル脚本になっていました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
原作が大好きで、アニメーション版は
限定版をずっと予約して全巻集めて
全プレ貰っちゃったくらいなんで・・・。
ギンコみたいな男に弱いんだ。
もー大好き。アニメーション版は声も
聴いているうちに慣れてきて好きになった。
だから、実写版はたぶん観ることはないと思ってた。
これも、家族のリクエストで観ることになった。
とりあえず、最初はかぶりついて観てみて
途中から、片手間になった。
映画単体では、あまり面白くなかった。
原作での「場面」を
映像でどう描いていくのか興味がありました。
文字が紙に戻っていくところなどは
CGとは便利でなかなか見事なものだと思いました。
淡幽とギンコの関係は原作の感じが好きです。
映画では明確に、ギンコ→淡幽への想いが
台詞の中で語られていましたが・・・・。
なんか違うなぁと思ってしまった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ぬい。雰囲気はいいが、「語り」がもっと
もっと上手かったら良かったなぁ。
あの場面での台詞は。
言葉を音にするのは、本当に難しい。
ギンコ。
映画のほうは原作より、くにゃっとした感じ。
ちょっと柔らかい。
虹郎。存在感があったというか
目立ってたというか。
こういう役回りにしたのは面白い。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
コミックやアニメのだと、ギンコは
もうちょっと渋いような・・・っていうとヘンかな。
あちこちへ旅して商売もするから人なつっこいけれど
どこか掴めず、洞をかかえてて。
突き放した優しさがあるよな気がする。
また読み返そうかな。
DSの「蟲師~天降る里~」は発売前は楽しみだったが
結局買ってないのだ。プレイレビューをいろいろ
読んでみて、未だに思い切りがつかない。
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昭和の喜劇映画を観たよ
2008年11月28日 観た映像「こちら55号 応答せよ! 危機百発」(1970/日本)
昭和の一時期、一世風靡したコンビ、
コント55号主演の喜劇映画。
監督:野村芳太郎
出演:坂上二郎、萩本欽一、長山藍子、倍賞美津子、
ピーター、加藤剛、他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
幼馴染の初恋の静ちゃんの言葉を胸に
ようやく警察官になった主人公。
今となっては人妻となったことを知らず
その夫である上司のもとで事件を追う。
偶然ヤクザの抗争事件を目撃した主人公。
コンビはそれぞれラーメン屋の店員と
路上生活者に身をやつして情報を探る。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
だいたい一時間半くらい。
内容はほとんどコメディながら、ベタだけど
今では出来ないような人情劇になってます。
コント(?)シーンでは、今となっては
笑っていいものかどうなのか、
なんとなく考えてしまいました。
「たぶんここ、笑うとこだよな」って。
おかしみ、哀しみが一緒になってるから
喜劇なのかも。
おなじみ欽ちゃんもわっかいけど
倍賞美津子さんが若くてキュートな
迫力のあるおねーさんで楽しかった。
しかし好きだった女性はかつて
自分が言った事などすっかり忘れてて、
ちっとも気付かないあたり。
恋敵にはさんざん苦労させられたのに
奥さんには「主人を男にしてやって」
なんて頼まれるとは切ないねえ・・・。
カラー作品だから、昔の風俗や景色なんだけど
何かいろいろなことが新鮮にうつりました。
今、かなり年配になっている彼らの
若い頃はこんなだったのかしらとか。
ラストシーンのちょっとやりきれないよーな、
寂しいところ、全部がハッピーにならないとこなど
あぁ~切ねぇ~って思いました。
このタイトル選んだのは家族で、
私はコンビの時代を知らないため
あまり興味が湧かなかったんです。
でもなーんか、最後まで観ちゃった・・・。
ひさびさに書く映画メモがこれってのも
なんだか自分では不思議。
昭和の一時期、一世風靡したコンビ、
コント55号主演の喜劇映画。
監督:野村芳太郎
出演:坂上二郎、萩本欽一、長山藍子、倍賞美津子、
ピーター、加藤剛、他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
幼馴染の初恋の静ちゃんの言葉を胸に
ようやく警察官になった主人公。
今となっては人妻となったことを知らず
その夫である上司のもとで事件を追う。
偶然ヤクザの抗争事件を目撃した主人公。
コンビはそれぞれラーメン屋の店員と
路上生活者に身をやつして情報を探る。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
だいたい一時間半くらい。
内容はほとんどコメディながら、ベタだけど
今では出来ないような人情劇になってます。
コント(?)シーンでは、今となっては
笑っていいものかどうなのか、
なんとなく考えてしまいました。
「たぶんここ、笑うとこだよな」って。
おかしみ、哀しみが一緒になってるから
喜劇なのかも。
おなじみ欽ちゃんもわっかいけど
倍賞美津子さんが若くてキュートな
迫力のあるおねーさんで楽しかった。
しかし好きだった女性はかつて
自分が言った事などすっかり忘れてて、
ちっとも気付かないあたり。
恋敵にはさんざん苦労させられたのに
奥さんには「主人を男にしてやって」
なんて頼まれるとは切ないねえ・・・。
カラー作品だから、昔の風俗や景色なんだけど
何かいろいろなことが新鮮にうつりました。
今、かなり年配になっている彼らの
若い頃はこんなだったのかしらとか。
ラストシーンのちょっとやりきれないよーな、
寂しいところ、全部がハッピーにならないとこなど
あぁ~切ねぇ~って思いました。
このタイトル選んだのは家族で、
私はコンビの時代を知らないため
あまり興味が湧かなかったんです。
でもなーんか、最後まで観ちゃった・・・。
ひさびさに書く映画メモがこれってのも
なんだか自分では不思議。
◇こっちに書くことがない
=まともに映画観てない、本一冊読了してない。
ことになるな~。今月だけのことじゃないですが。
好きな作品のコミック単行本はあっという間に読む。
買ってきたらすぐ読む。
活字の本は大量に買い込んでも積んでおくだけ。
◇映像は今のところ、二時間前後の映画を観るにも
「よし、観るぞ」と決心しないとだめ。
アニメーション映画の場合、欧米の作品やら
自分がもともと好きな作品の劇場版などなら
けっこう観ようと思える。
テレビで観るのはニュースと、
慣れているバラエティーの一部。
伝統芸能と歴史ドキュメンタリーくらい。
あとはアニメ。
連続ドラマ、ほんと観なくなったなあ。
家族につきあって「篤姫」観てるくらいだ。
ときどき鬼平みたいな民放の時代劇が
懐かしくなります。
NHKの時代劇も味があるけれど、
もうちょっと民放も頑張ってくれたらいいのに。
ニュースがなくなると、適当にザッピングしたあとは
観たくない番組をリアルタイムで観ないで
セルDVDかレンタルか、録画したアニメーションか
ドキュメンタリー観る。
他は気力がない。観る気があまりおきない。
その割りに好きな「銀魂」アニメとかなら
6~7時間ぶっ続けて流してても大丈夫。
何かこんな大人でどうしたらいいのこれ。
文化的生活って何かしらこれ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇初秋からこれまでクリアした、または
エンディングを観たゲームタイトルつづき。
『ペルソナ4』『エーデルブルーメ』
『緋色の欠片(DS)』
◇現在プレイ中なのが
『とんがりボウシと魔法の365にち』
深夜にプレイしないほうがいいらしい
(バグ回避策)ことが一番切ない。
深夜一時~二時ごろに夕御飯終って
寝る前にやるのが楽しみなのに。
そのうち(別ブログだけど)プレイ日記が
書きたくなるくらい楽しいよ。
書けるといいな。はじめはいいが、
並行して継続するのは無理なのかな。
◇序盤でいったん挫けて、いずれ再戦
(時間と苦手科目克服のための意力の問題)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』
◇月末~12月に予約したタイトル
『リアルロデ(PS2)』『空の軌跡セット(PSP)』
『Zill O’ll infinite+(PSP)』
リアルロデはRPG要素ありの乙女ゲーなので
楽しみにしてます。
昔出た「うるるんクエスト」より
プレイしやすいといいなと思いつつ。
乙女ゲーに他のジャンルプラスするより
本格的RPGに乙女要素足してくれるほうがいいのだが。
今度のサモナイ新作(DS)にちょっと期待してみようかなあ。
PS3や×箱で新作どんどん作ってるんだもの
今更PS2で新作RPGのおおものはなかなか出ないよねぇ・・・。
=まともに映画観てない、本一冊読了してない。
ことになるな~。今月だけのことじゃないですが。
好きな作品のコミック単行本はあっという間に読む。
買ってきたらすぐ読む。
活字の本は大量に買い込んでも積んでおくだけ。
◇映像は今のところ、二時間前後の映画を観るにも
「よし、観るぞ」と決心しないとだめ。
アニメーション映画の場合、欧米の作品やら
自分がもともと好きな作品の劇場版などなら
けっこう観ようと思える。
テレビで観るのはニュースと、
慣れているバラエティーの一部。
伝統芸能と歴史ドキュメンタリーくらい。
あとはアニメ。
連続ドラマ、ほんと観なくなったなあ。
家族につきあって「篤姫」観てるくらいだ。
ときどき鬼平みたいな民放の時代劇が
懐かしくなります。
NHKの時代劇も味があるけれど、
もうちょっと民放も頑張ってくれたらいいのに。
ニュースがなくなると、適当にザッピングしたあとは
観たくない番組をリアルタイムで観ないで
セルDVDかレンタルか、録画したアニメーションか
ドキュメンタリー観る。
他は気力がない。観る気があまりおきない。
その割りに好きな「銀魂」アニメとかなら
6~7時間ぶっ続けて流してても大丈夫。
何かこんな大人でどうしたらいいのこれ。
文化的生活って何かしらこれ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇初秋からこれまでクリアした、または
エンディングを観たゲームタイトルつづき。
『ペルソナ4』『エーデルブルーメ』
『緋色の欠片(DS)』
◇現在プレイ中なのが
『とんがりボウシと魔法の365にち』
深夜にプレイしないほうがいいらしい
(バグ回避策)ことが一番切ない。
深夜一時~二時ごろに夕御飯終って
寝る前にやるのが楽しみなのに。
そのうち(別ブログだけど)プレイ日記が
書きたくなるくらい楽しいよ。
書けるといいな。はじめはいいが、
並行して継続するのは無理なのかな。
◇序盤でいったん挫けて、いずれ再戦
(時間と苦手科目克服のための意力の問題)
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』
◇月末~12月に予約したタイトル
『リアルロデ(PS2)』『空の軌跡セット(PSP)』
『Zill O’ll infinite+(PSP)』
リアルロデはRPG要素ありの乙女ゲーなので
楽しみにしてます。
昔出た「うるるんクエスト」より
プレイしやすいといいなと思いつつ。
乙女ゲーに他のジャンルプラスするより
本格的RPGに乙女要素足してくれるほうがいいのだが。
今度のサモナイ新作(DS)にちょっと期待してみようかなあ。
PS3や×箱で新作どんどん作ってるんだもの
今更PS2で新作RPGのおおものはなかなか出ないよねぇ・・・。
追加(これも自分メモ?)
2008年10月9日 日々是凡々
感想書いてないもの(今後書けたら書く/無理ならソノママ)
2007~2008
◇展示会/美術展 エルミタージュ
日本画家某 風景画
Gaspard et Lisa
くまのがっこう原画
安彦良和展 他
◇映像
「太陽」(露映画)
「麗しのサブリナ」再視聴
「ティファニーで朝食を」再視聴
「ナルニア国物語 ライオンと魔女」(米映画)
「ハッピーフィート」 (ANIMATION)
「秒速5センチメートル」(ANIMATION)
「ストレンヂア」(ANIMATION)
「レミーのおいしいレストラン」(ANIMATION)
「あにいもうと」(邦画)
◇活字
「新釈古事記」
「新訳アーサー王物語」
「芥川龍之介の愛した女性」他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
手帖などに雑多にメモっておいたはずだが
あまり見つからなかった。
ただでさえ記憶容量がなくて
ハジから忘れていくのにダメだぁ。
あっちこっちのノートやスケジュール帳やらに書かず
一冊全部なんでも書き込むカレンダーノートを
作ったほうがいいのだろう。
つかこういうの残しても自分用以外何もんでもないのぃ。
サイト日記やら他場所で書いたものを
拾って引っ張ってくるときは
過去日付で投稿したいができるだろうか。
=======================================
・前回の日記からまもなくP4の一周目クリアしました。
今はクリア直前データで、ペルソナ遊び。
二周目の前にやることがあって、その前にライドウが
届いてしまいそうな気がします。
他はDSにシグマ入れっぱなし、あれからプレイしてない。
どうぶつの森入れなおそうかなあ~。
年内~来春の購入/プレイ予定は
(PS2)ライドウと、RealRode。
(PSP)Zill O’ll ~infinite+~
英雄伝説空の軌跡セット
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・最近、ジュリエッタさんの新作コミックス
「神様はじめました」の1巻を読みました。
オレ様男子が好きなのだろうか。
こういう気のいい主人公のタイプは好きだ。
「悪魔とドルチェ」と構図がちょっと似てるかな。
田中メカさんの「セーラー服におねがい!」みたいな
ケモノ耳+神社モノで、最初、こういう設定も
定番なのかな?と思ってました。
でも雰囲気が違うので一緒にはならなかったです。
別の方向でどんどん行けば楽しそう。
我が家のお稲荷さんもキツネ耳あるなあ~。
(↑アニメーションちょこっとしか観たことない)
2007~2008
◇展示会/美術展 エルミタージュ
日本画家某 風景画
Gaspard et Lisa
くまのがっこう原画
安彦良和展 他
◇映像
「太陽」(露映画)
「麗しのサブリナ」再視聴
「ティファニーで朝食を」再視聴
「ナルニア国物語 ライオンと魔女」(米映画)
「ハッピーフィート」 (ANIMATION)
「秒速5センチメートル」(ANIMATION)
「ストレンヂア」(ANIMATION)
「レミーのおいしいレストラン」(ANIMATION)
「あにいもうと」(邦画)
◇活字
「新釈古事記」
「新訳アーサー王物語」
「芥川龍之介の愛した女性」他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
手帖などに雑多にメモっておいたはずだが
あまり見つからなかった。
ただでさえ記憶容量がなくて
ハジから忘れていくのにダメだぁ。
あっちこっちのノートやスケジュール帳やらに書かず
一冊全部なんでも書き込むカレンダーノートを
作ったほうがいいのだろう。
つかこういうの残しても自分用以外何もんでもないのぃ。
サイト日記やら他場所で書いたものを
拾って引っ張ってくるときは
過去日付で投稿したいができるだろうか。
=======================================
・前回の日記からまもなくP4の一周目クリアしました。
今はクリア直前データで、ペルソナ遊び。
二周目の前にやることがあって、その前にライドウが
届いてしまいそうな気がします。
他はDSにシグマ入れっぱなし、あれからプレイしてない。
どうぶつの森入れなおそうかなあ~。
年内~来春の購入/プレイ予定は
(PS2)ライドウと、RealRode。
(PSP)Zill O’ll ~infinite+~
英雄伝説空の軌跡セット
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・最近、ジュリエッタさんの新作コミックス
「神様はじめました」の1巻を読みました。
オレ様男子が好きなのだろうか。
こういう気のいい主人公のタイプは好きだ。
「悪魔とドルチェ」と構図がちょっと似てるかな。
田中メカさんの「セーラー服におねがい!」みたいな
ケモノ耳+神社モノで、最初、こういう設定も
定番なのかな?と思ってました。
でも雰囲気が違うので一緒にはならなかったです。
別の方向でどんどん行けば楽しそう。
我が家のお稲荷さんもキツネ耳あるなあ~。
(↑アニメーションちょこっとしか観たことない)
◇活字や映像感想メモが止まって随分経ちました。
一作品ずつ書く日が来ないかもしれませんが
メモだけ。
◇この一年で、最後まで読んだ本で覚えているもの
『チョコレート・アンダーグラウンド』
あとは文学評論や歴史他研究本いくつか。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇昨年末から現在に掛けて一周でもクリアしたゲームは
『POISON PINK』『ペルソナ3』
『遙かなる時空の中で4』
『Will o’ Wisp ウィル・オ・ウィスプ』
『VitaminX Evolution』
現在プレイ中なのが
『ペルソナ4』『シグマ・ハーモニクス』
投げ出し確定っぽい
『ルクス・ペイン』
買ったまま未開封、特典がっかり。
DS版『サモンナイト』『サモンナイト2』
予約中
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇文句言いながらまだ視聴している
春から放映開始だったアニメーション
『マクロスF』
途中抜けても、なんか最後まで観たな~と思った作品
『ドルアーガの塔』
期待して観始めて途中でやめた作品
『図書館戦争』
録画だけはしてるんだ~
『リトル・チャロ』
◇コミックで新刊出ると買う本
『チェーザレ 破壊の創造者』
『PLUTO』
『大奥』
『MOON』
『蟲師』
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』
『さよなら絶望先生』
『銀魂』
『鋼の錬金術師』
『龍の花わずらい』
『桜蘭高校ホスト部』
『遙かなる時空の中で』
『のだめカンタービレ』
『ラズ・メリディアン』
あと極楽ホッケー部と僕と彼女のペケ×3。
少女漫画ではあとなんだろ~。
『BLEACH』『NARUTO』は今年に入ってから
新刊を買ってない。読んでない巻がたまってきました。
いつかまとめて買う日が来るだろうか。
終っちゃってがっかりした本(もっと読みたかった意)
『カラクリ・オデット』
『エマ』
あとは積んでるのや本棚観に行かないと
すぐには思い出せないです。(このごろ忘れっぽい)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇余韻が残る作品について
じっくり書きたいなあ~という気持ちは
いつでもあるのですが、今のところ
頻繁に更新できるようにはならないみたいです。
まだ残っててくれて良かったです。
自分が時々書いてた際には、放置日記が多くて
更新が途絶えて一定期間経ったら
処分も仕方ないなあと思ってました。
しかし自分がずっと放っておいてみて
そのままだってことは、有り難いこともあるな~と
反省しました。ごめんなさい。
一作品ずつ書く日が来ないかもしれませんが
メモだけ。
◇この一年で、最後まで読んだ本で覚えているもの
『チョコレート・アンダーグラウンド』
あとは文学評論や歴史他研究本いくつか。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇昨年末から現在に掛けて一周でもクリアしたゲームは
『POISON PINK』『ペルソナ3』
『遙かなる時空の中で4』
『Will o’ Wisp ウィル・オ・ウィスプ』
『VitaminX Evolution』
現在プレイ中なのが
『ペルソナ4』『シグマ・ハーモニクス』
投げ出し確定っぽい
『ルクス・ペイン』
買ったまま未開封、特典がっかり。
DS版『サモンナイト』『サモンナイト2』
予約中
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇文句言いながらまだ視聴している
春から放映開始だったアニメーション
『マクロスF』
途中抜けても、なんか最後まで観たな~と思った作品
『ドルアーガの塔』
期待して観始めて途中でやめた作品
『図書館戦争』
録画だけはしてるんだ~
『リトル・チャロ』
◇コミックで新刊出ると買う本
『チェーザレ 破壊の創造者』
『PLUTO』
『大奥』
『MOON』
『蟲師』
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』
『さよなら絶望先生』
『銀魂』
『鋼の錬金術師』
『龍の花わずらい』
『桜蘭高校ホスト部』
『遙かなる時空の中で』
『のだめカンタービレ』
『ラズ・メリディアン』
あと極楽ホッケー部と僕と彼女のペケ×3。
少女漫画ではあとなんだろ~。
『BLEACH』『NARUTO』は今年に入ってから
新刊を買ってない。読んでない巻がたまってきました。
いつかまとめて買う日が来るだろうか。
終っちゃってがっかりした本(もっと読みたかった意)
『カラクリ・オデット』
『エマ』
あとは積んでるのや本棚観に行かないと
すぐには思い出せないです。(このごろ忘れっぽい)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇余韻が残る作品について
じっくり書きたいなあ~という気持ちは
いつでもあるのですが、今のところ
頻繁に更新できるようにはならないみたいです。
まだ残っててくれて良かったです。
自分が時々書いてた際には、放置日記が多くて
更新が途絶えて一定期間経ったら
処分も仕方ないなあと思ってました。
しかし自分がずっと放っておいてみて
そのままだってことは、有り難いこともあるな~と
反省しました。ごめんなさい。
おいでよ どうぶつの森
2007年10月19日 プレイメモ
Video Game 任天堂 2005/11/23 ¥4,800
今年は二月頃から、ゲームといったら
ずーーーっとこれでした。
他の家庭用ゲーム機は放置。
また、他のDSソフト一本も持ってないの。
ちょこちょこ起動しても苦にならないって
継続するにはもってこい。
こんなに元とった気分になった
ゲームタイトルは近年無かったです。
ただ暮らすだけなのに面白い、可愛い。
のんびりたのしい。
細かい感想やプレイ日記を綴ると
日記何か月分どころではないので、
ものすごく楽しんだゲームということを
強調して感想をまとめたい気分です。
現在は家族が白カブ取引をしており、
毎週、そこらをカブで埋め尽くしてます。
わたくしは毎晩のように、就寝前に
花に水をやっています。
マボロシの青バラがいつか咲くのを待つのです。
金のバラは金の如雨露のおかげで
すぐ咲いてくれました。
シリーズの歴史は長いようですが
わたくし、ニンテンドーさんのゲームは
これがオハツなのでした。
ゲームはじめはPSだったです。
最初は面倒だと思っていましたが
wi-fi通信プレイがこれまた楽しく。
ご友人には子供ゴコロ全開で遊んでもらっています。
今度の新作はWiiとのことですが、
DSでも新しい森出してくれないかな。
このところ、ようやっと他のゲームも
やり始める気分が戻ってまいりました。
昨年手をつけた長編RPGも途中で止まってます。
今春まではそれでも、いつかやるために
発売される気になるタイトルはみんな
予約して購入していましたが、
未開封の積みゲーがあまりに増え、
なんともいえない虚無に取り付かれたため
購入頻度が激減。
来年はそれらをゆっくりやりつつ、
以前からプレイし続けているシリーズ物新作の
新しい情報を待っていたいです。
今年は二月頃から、ゲームといったら
ずーーーっとこれでした。
他の家庭用ゲーム機は放置。
また、他のDSソフト一本も持ってないの。
ちょこちょこ起動しても苦にならないって
継続するにはもってこい。
こんなに元とった気分になった
ゲームタイトルは近年無かったです。
ただ暮らすだけなのに面白い、可愛い。
のんびりたのしい。
細かい感想やプレイ日記を綴ると
日記何か月分どころではないので、
ものすごく楽しんだゲームということを
強調して感想をまとめたい気分です。
現在は家族が白カブ取引をしており、
毎週、そこらをカブで埋め尽くしてます。
わたくしは毎晩のように、就寝前に
花に水をやっています。
マボロシの青バラがいつか咲くのを待つのです。
金のバラは金の如雨露のおかげで
すぐ咲いてくれました。
シリーズの歴史は長いようですが
わたくし、ニンテンドーさんのゲームは
これがオハツなのでした。
ゲームはじめはPSだったです。
最初は面倒だと思っていましたが
wi-fi通信プレイがこれまた楽しく。
ご友人には子供ゴコロ全開で遊んでもらっています。
今度の新作はWiiとのことですが、
DSでも新しい森出してくれないかな。
このところ、ようやっと他のゲームも
やり始める気分が戻ってまいりました。
昨年手をつけた長編RPGも途中で止まってます。
今春まではそれでも、いつかやるために
発売される気になるタイトルはみんな
予約して購入していましたが、
未開封の積みゲーがあまりに増え、
なんともいえない虚無に取り付かれたため
購入頻度が激減。
来年はそれらをゆっくりやりつつ、
以前からプレイし続けているシリーズ物新作の
新しい情報を待っていたいです。
自律機動戦車イヅナ 初回限定版
2007年10月19日 プレイメモ
『自律機動戦車イヅナ』
◇PC向けソフトウェア。メーカーはTEAーCROWN。
CPU:Pentium III-450以上
対応OS:Windows98SE/Me/2000Pro/XP
その他詳細は公式サイトなどの商品説明をご覧下さい。
◇<女の子のための「乙女+ボーイズゲーム」>のコピーで
長い準備期間を経た後、2006年末に発売された。
その名の通り、女性向けに作られたライトノベルAV。
テキストアドベンチャー方式。活字を読み進めていき、
時折表示される選択肢を主人公の代わりに選び、
その結果それぞれ異なるエンディングに辿りつく。
◇このゲームの特徴はザッピングシステム。
PCとなるメインキャラクターは兄と妹。
最初は妹の視点から物語が進み、クリアすると
同じ物語を最初から、今度は兄視点でプレイできます。
妹と会話しているとき、兄はこんな風に考えていた。
仕事でいなかったときはこうだった、など
同じ出来事でも違った面から見ることで
物語が少しずつわかってきます。
妹シナリオにて選択した行動は、続く兄シナリオに
影響を及ぼすのが面白いです。
◇またゲームのセーブ・ロード、スキップ機能など充実。
快適でした。セーブデータはたくさん格納できるし、
クイックセーブあり。最新セーブデータ表示あり。
次の選択画面、前の選択画面にクリックで戻れます。
テキスト送り、スキップは自動あり。それらの速度調節可能。
選択肢で止まっても、選んだ後で継続して早送り可能。
主人公二人と登場人物の声はひとりひとりON/OFF可能。
残念だったのが、登場人物の声の大きさでした。
主人公の声は二人ともよく聞き取れましたが
他の登場人物の声がときどき小さくなってバランスが悪かった。
PCである主人公が大きめなのは、遠近感を演出して(?)
自分と第三者を分けることができるかもしれない。
しかし音量は一定のほうが助かる。
声質などで同じレベルでも聞き取りにくくなる場合、
それぞれのキャラクターボイスのON/OFFだけでなく、
数段階の音量調節機能がついていても良かったかも。
◇家庭用ゲーム機、携帯サイト、PC対応ゲームと
のっける端末は違えど、女性が楽しむ「乙女ゲー」または
「BLゲー」は、近年本当に増えた。
毎年、数多く制作されています。
このゲームは、上記のように説明されてはいるが
通常の乙女ゲーでもないため、どのジャンルとして
観たら適当か、ちょっと考え込むゲームです。
また、それだけ他にはない作品だと思いました。
◇メカ+美少女の香りがしますが、
ロボに乗り込んで戦闘したりはしません。
乙女ゲーでこのタイトルって素敵だ!と思って
発売前からかなり期待していたタイトルです。
========================================
以下、内容に触れています。
ネタバレや攻略について引っ掛かる場合があります。
========================================
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
◇メインストーリーは、兄妹の物語。だと思いました。
早くに両親をなくし、一時期離れ離れになって
過ごしていた兄と妹が再会します。
人としてどこか欠けているような兄。
気遣うばかりで本心が言えなかった妹。
お互いのことは一番大事に思っているんですが
それがすれ違ってしまいます。
それぞれのブラコンシスコンぶりが微笑ましい。
兄・妹の物語が好きな人にはお薦めです。
選択肢によってはインセストルートが存在する。
たとえ「ファンタジー」でも、それら展開が苦手な方は
分岐に注意しながら読み進めていくほうが良い。
兄には一度バシッとびしっと、言いたいこと我慢しないで
言ってやれば良いのだと思います。
◇「人間らしさとは何か」「人と人でないものを区別するものは何か」
という極めて難しい問いの答えを模索する科学者の話でもある。
より人に近いロボットを作るためには
まず人がどんな存在なのか、どんな仕組みか
解いていく必要があることを改めて考えました。
◇<認知発達ロボティクス>というキーワードでは、たくさんの本が
検索結果に出るが、どれも面白そうと思えるなら、このゲームの物語も
興味深く追っていくことが出来るんじゃないか。
(講談社ブルーバックスの『知能の謎』とか)
男子攻略よりも、場面ごとに噛み砕いて説明してくれる内容に
関心が向いてしまいます。
わかりやすく、プレイヤーに優しく。ということでは
急を要する場面でも説明的な長台詞があったりして
そのへんがちょっと楽しかったです。
◇妹シナリオは、確かに乙女ゲー。
兄の他は、同級生か年下(?)しか攻略できませんが
学園モノなら珍しくない。
しかし、攻略対象に幅が欲しかったかもしれない。
絵柄もあるが、全体的に攻略対象の男性キャラは可愛らしい。
せっかく登場する年上キャラクター二人は
妹の攻略対象ではありません。
◇兄シナリオでは、妹以外では男子と友情を育むことができ、
他の女性キャラクターを攻略することはないです。
BLとあえていうほどの内容ではなく、会話場面や
台詞などで勝手に想像するのが容易いプレイヤー向け。
◇妹シナリオで、兄を攻略、クリアした場合は
兄シナリオでは妹としかエンディングを迎えられない。
兄妹エンディングが大団円として扱われないのは
作り手の良心回路なのか、それとも・・・。
この世でたった二人だった兄妹が、お互い依存から抜け、
それぞれの世界に飛び出そうとしていくのか
それとも閉じられた世界のままか。
どちらが正しい、などという言い方は出来なくて
プレイヤーの受け取り方次第なのかなと思います。
◇ヒトであるはずの兄総一郎が、どこか心が無い様に感じたり
ロボットであるイヅナに、ヒトと同じ心があるように
思えるあたりが、不思議で哀しい話だなーと。
◇あと、人でないもの、例えば獣や妖怪など
通常は人間に懐かない、受け入れそうにないような
異形のモノと、唯一交流できる純粋な少女の話かな。
でてくるロボットですが、油揚げを差し上げたくなります。
◇PC向けソフトウェア。メーカーはTEAーCROWN。
CPU:Pentium III-450以上
対応OS:Windows98SE/Me/2000Pro/XP
その他詳細は公式サイトなどの商品説明をご覧下さい。
◇<女の子のための「乙女+ボーイズゲーム」>のコピーで
長い準備期間を経た後、2006年末に発売された。
その名の通り、女性向けに作られたライトノベルAV。
テキストアドベンチャー方式。活字を読み進めていき、
時折表示される選択肢を主人公の代わりに選び、
その結果それぞれ異なるエンディングに辿りつく。
◇このゲームの特徴はザッピングシステム。
PCとなるメインキャラクターは兄と妹。
最初は妹の視点から物語が進み、クリアすると
同じ物語を最初から、今度は兄視点でプレイできます。
妹と会話しているとき、兄はこんな風に考えていた。
仕事でいなかったときはこうだった、など
同じ出来事でも違った面から見ることで
物語が少しずつわかってきます。
妹シナリオにて選択した行動は、続く兄シナリオに
影響を及ぼすのが面白いです。
◇またゲームのセーブ・ロード、スキップ機能など充実。
快適でした。セーブデータはたくさん格納できるし、
クイックセーブあり。最新セーブデータ表示あり。
次の選択画面、前の選択画面にクリックで戻れます。
テキスト送り、スキップは自動あり。それらの速度調節可能。
選択肢で止まっても、選んだ後で継続して早送り可能。
主人公二人と登場人物の声はひとりひとりON/OFF可能。
残念だったのが、登場人物の声の大きさでした。
主人公の声は二人ともよく聞き取れましたが
他の登場人物の声がときどき小さくなってバランスが悪かった。
PCである主人公が大きめなのは、遠近感を演出して(?)
自分と第三者を分けることができるかもしれない。
しかし音量は一定のほうが助かる。
声質などで同じレベルでも聞き取りにくくなる場合、
それぞれのキャラクターボイスのON/OFFだけでなく、
数段階の音量調節機能がついていても良かったかも。
◇家庭用ゲーム機、携帯サイト、PC対応ゲームと
のっける端末は違えど、女性が楽しむ「乙女ゲー」または
「BLゲー」は、近年本当に増えた。
毎年、数多く制作されています。
このゲームは、上記のように説明されてはいるが
通常の乙女ゲーでもないため、どのジャンルとして
観たら適当か、ちょっと考え込むゲームです。
また、それだけ他にはない作品だと思いました。
◇メカ+美少女の香りがしますが、
ロボに乗り込んで戦闘したりはしません。
乙女ゲーでこのタイトルって素敵だ!と思って
発売前からかなり期待していたタイトルです。
========================================
以下、内容に触れています。
ネタバレや攻略について引っ掛かる場合があります。
========================================
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
◇メインストーリーは、兄妹の物語。だと思いました。
早くに両親をなくし、一時期離れ離れになって
過ごしていた兄と妹が再会します。
人としてどこか欠けているような兄。
気遣うばかりで本心が言えなかった妹。
お互いのことは一番大事に思っているんですが
それがすれ違ってしまいます。
それぞれのブラコンシスコンぶりが微笑ましい。
兄・妹の物語が好きな人にはお薦めです。
選択肢によってはインセストルートが存在する。
たとえ「ファンタジー」でも、それら展開が苦手な方は
分岐に注意しながら読み進めていくほうが良い。
兄には一度バシッとびしっと、言いたいこと我慢しないで
言ってやれば良いのだと思います。
◇「人間らしさとは何か」「人と人でないものを区別するものは何か」
という極めて難しい問いの答えを模索する科学者の話でもある。
より人に近いロボットを作るためには
まず人がどんな存在なのか、どんな仕組みか
解いていく必要があることを改めて考えました。
◇<認知発達ロボティクス>というキーワードでは、たくさんの本が
検索結果に出るが、どれも面白そうと思えるなら、このゲームの物語も
興味深く追っていくことが出来るんじゃないか。
(講談社ブルーバックスの『知能の謎』とか)
男子攻略よりも、場面ごとに噛み砕いて説明してくれる内容に
関心が向いてしまいます。
わかりやすく、プレイヤーに優しく。ということでは
急を要する場面でも説明的な長台詞があったりして
そのへんがちょっと楽しかったです。
◇妹シナリオは、確かに乙女ゲー。
兄の他は、同級生か年下(?)しか攻略できませんが
学園モノなら珍しくない。
しかし、攻略対象に幅が欲しかったかもしれない。
絵柄もあるが、全体的に攻略対象の男性キャラは可愛らしい。
せっかく登場する年上キャラクター二人は
妹の攻略対象ではありません。
◇兄シナリオでは、妹以外では男子と友情を育むことができ、
他の女性キャラクターを攻略することはないです。
BLとあえていうほどの内容ではなく、会話場面や
台詞などで勝手に想像するのが容易いプレイヤー向け。
◇妹シナリオで、兄を攻略、クリアした場合は
兄シナリオでは妹としかエンディングを迎えられない。
兄妹エンディングが大団円として扱われないのは
作り手の良心回路なのか、それとも・・・。
この世でたった二人だった兄妹が、お互い依存から抜け、
それぞれの世界に飛び出そうとしていくのか
それとも閉じられた世界のままか。
どちらが正しい、などという言い方は出来なくて
プレイヤーの受け取り方次第なのかなと思います。
◇ヒトであるはずの兄総一郎が、どこか心が無い様に感じたり
ロボットであるイヅナに、ヒトと同じ心があるように
思えるあたりが、不思議で哀しい話だなーと。
◇あと、人でないもの、例えば獣や妖怪など
通常は人間に懐かない、受け入れそうにないような
異形のモノと、唯一交流できる純粋な少女の話かな。
でてくるロボットですが、油揚げを差し上げたくなります。
ティアラ展 華麗なるジュエリーの世界
2007年7月19日 観た展示
プリンセスの輝き ティアラ展
〜華麗なるジュエリーの世界〜
京都文化博物館特別展示室にて
7月22日まで開催。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
青地の背景に銀色と白に輝くダイヤモンドのティアラ。
中空に浮かぶエメラルドやアクアマリン。
美しいデザインのなかで、燦然と輝くアメジスト。
他にもあらゆる美しいものを閉じ込めた冠です。
美しいもの、憧れのものに対して
どうして溜息って出るんでしょう(笑)。
夏休み直前が幸いしたのか、
平日の午前中だったからか、
覚悟していたよりずっと観覧客は少なかったです。
年配というか、老齢のご婦人方の割合がずっと多くて
皆さん、素直に、心のままに感激の声をあげてらして
それがまた微笑ましく、共感できて楽しかったです。
まぁ〜あああ!キレイ!とか、はァァァァ、とか
へぇぇぇ〜!!!(ё_ё) とか。
ほんと、そんな間抜けな声しか出ないような
キレイなものがあってねえ。うむうむ。
ときどきギョエェェェ〜と思うものも。
独りなんで、観覧中はもちろん
心の中でひっそり思ってましたよ(笑)。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
目の保養、とはよく言いますが
それとともに心のなかで、様々な化学変化(?)。
美しさに安らぎや癒しを感じるってあるよねぇ。
それと、手の届かない、永遠の憧れのよーなもの?
世界各地から金銀プラチナ、宝石を調達して
これだけの細工を施し、ただ「飾るために」
大金を投じた人間のことや、富を集中させることの
出来た貴族という身分を思ってみたり。
今、目の前の展示物と同じものを作ろうとしても
難しいだろうと考えたり。
まー難しいことをすっ飛ばして
理屈なんか思いつく前に、綺麗さに
心が反応すると思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
美、品格、知性、そしてやんごとない身分、血筋。
それが揃ってこその王冠だと思うし
ただ権威や富の象徴だけでは味気ない(笑)。
当時も、必ずしも最初のみっつが
もれなくついてくるとは限らんだろうけれど。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
それと、宝石箱の中でお披露目されるティアラも
いいけど、実際にそうした美しい女性たちを
飾っているときのティアラを観たいです。
せめてそれを演出、演技できる女優さんたちが
頭上に載せてくれるなら。想像でうっとり。
モノクロ時代の、銀幕のスターはいないしね。
どこかの王室の王女様ならともかくとして
現代ではなかなか難しそうです。
==================================================
図録:2,600円
ハードカバー。
装丁(表紙の色)はピンク/シルバーから選べました。
展示品図録の値段とするとちょっと高めかも。
でも、この装丁と内容で、この値段ならば
ジュエリーの写真集1冊を買うより
ちょっとお得感がありました。
図録でハードカバーって最近では
あまり見かけてなかったです。
重厚な造り(笑)なのも、お気に入り。
写真たくさん。実物を観た直後に観ると
やっぱりホンモノがいい!ってなるけど
しばらく経ってから観返すと
写真集と資料集としても素敵だと思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
売店にはいろんなの売ってた。
キラキラするメタリックポスカ。
一枚:200円。
そのままだとティアラの印刷が観難いです。
購入時にくもらせたビニール袋に入れてくれます。
そうすると、写真が鮮やかに浮かび上がります。
売り切れの写真が多かった通常の印刷のポスカは
一枚:150円くらいだったと思います。
こちらは購入していません。
このときは3,000円以上で、ティアラ展の
シンボルとなったティアラの写真が入った
あぶらとり紙をサービスでいただきました。
他にも可愛いブルーの缶に入れた特製グッズが
並んでいましたが、展示観た直後の高揚感で買うと
後から「えーと」と思うものがありそうです。
私は図録だけ買うぞ!と決めてたので
無事買わずにやり過ごせましたー。
マグネットやブックマーカー、クリアファイルなど
だいたいどんな展示でもありますねえ。
あと布バッグ。
ティアラのデザインのバッグは
エコバッグに使えそうで、ちょっと可愛かった。
でも2,500円は高いです。
他の商品展開ももっとしてくれたらいいのになーと
美術展などの帰りによく考えます。
〜華麗なるジュエリーの世界〜
京都文化博物館特別展示室にて
7月22日まで開催。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
青地の背景に銀色と白に輝くダイヤモンドのティアラ。
中空に浮かぶエメラルドやアクアマリン。
美しいデザインのなかで、燦然と輝くアメジスト。
他にもあらゆる美しいものを閉じ込めた冠です。
美しいもの、憧れのものに対して
どうして溜息って出るんでしょう(笑)。
夏休み直前が幸いしたのか、
平日の午前中だったからか、
覚悟していたよりずっと観覧客は少なかったです。
年配というか、老齢のご婦人方の割合がずっと多くて
皆さん、素直に、心のままに感激の声をあげてらして
それがまた微笑ましく、共感できて楽しかったです。
まぁ〜あああ!キレイ!とか、はァァァァ、とか
へぇぇぇ〜!!!(ё_ё) とか。
ほんと、そんな間抜けな声しか出ないような
キレイなものがあってねえ。うむうむ。
ときどきギョエェェェ〜と思うものも。
独りなんで、観覧中はもちろん
心の中でひっそり思ってましたよ(笑)。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
目の保養、とはよく言いますが
それとともに心のなかで、様々な化学変化(?)。
美しさに安らぎや癒しを感じるってあるよねぇ。
それと、手の届かない、永遠の憧れのよーなもの?
世界各地から金銀プラチナ、宝石を調達して
これだけの細工を施し、ただ「飾るために」
大金を投じた人間のことや、富を集中させることの
出来た貴族という身分を思ってみたり。
今、目の前の展示物と同じものを作ろうとしても
難しいだろうと考えたり。
まー難しいことをすっ飛ばして
理屈なんか思いつく前に、綺麗さに
心が反応すると思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
美、品格、知性、そしてやんごとない身分、血筋。
それが揃ってこその王冠だと思うし
ただ権威や富の象徴だけでは味気ない(笑)。
当時も、必ずしも最初のみっつが
もれなくついてくるとは限らんだろうけれど。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
それと、宝石箱の中でお披露目されるティアラも
いいけど、実際にそうした美しい女性たちを
飾っているときのティアラを観たいです。
せめてそれを演出、演技できる女優さんたちが
頭上に載せてくれるなら。想像でうっとり。
モノクロ時代の、銀幕のスターはいないしね。
どこかの王室の王女様ならともかくとして
現代ではなかなか難しそうです。
==================================================
図録:2,600円
ハードカバー。
装丁(表紙の色)はピンク/シルバーから選べました。
展示品図録の値段とするとちょっと高めかも。
でも、この装丁と内容で、この値段ならば
ジュエリーの写真集1冊を買うより
ちょっとお得感がありました。
図録でハードカバーって最近では
あまり見かけてなかったです。
重厚な造り(笑)なのも、お気に入り。
写真たくさん。実物を観た直後に観ると
やっぱりホンモノがいい!ってなるけど
しばらく経ってから観返すと
写真集と資料集としても素敵だと思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
売店にはいろんなの売ってた。
キラキラするメタリックポスカ。
一枚:200円。
そのままだとティアラの印刷が観難いです。
購入時にくもらせたビニール袋に入れてくれます。
そうすると、写真が鮮やかに浮かび上がります。
売り切れの写真が多かった通常の印刷のポスカは
一枚:150円くらいだったと思います。
こちらは購入していません。
このときは3,000円以上で、ティアラ展の
シンボルとなったティアラの写真が入った
あぶらとり紙をサービスでいただきました。
他にも可愛いブルーの缶に入れた特製グッズが
並んでいましたが、展示観た直後の高揚感で買うと
後から「えーと」と思うものがありそうです。
私は図録だけ買うぞ!と決めてたので
無事買わずにやり過ごせましたー。
マグネットやブックマーカー、クリアファイルなど
だいたいどんな展示でもありますねえ。
あと布バッグ。
ティアラのデザインのバッグは
エコバッグに使えそうで、ちょっと可愛かった。
でも2,500円は高いです。
他の商品展開ももっとしてくれたらいいのになーと
美術展などの帰りによく考えます。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/04/19 ¥980
『華氏451 』Fahrenheit 451.
(1966年 イギリス/フランス)
監督/脚本:フランソワ・トリュフォー
原作:レイ・ブラッドベリ
脚本:ルイ・リシャール
音楽:バーナード・ハーマン
撮影:ニコラス・ローグ
美術:シド・ケイン
衣装デザイン:トニー・ウォルトン
製作補:ミッキー・デラマー
製作:ルイス・M・アレン
(ビニヤード・プロ)
出演:オスカー・ウェルナー
ジュリー・クリスティ
シリル・キューザック
アントン・ディフィリング 他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
反社会的思想を生む書物は法律で所持することも
読むことも禁止された近未来社会。
消防士のモンターグは違反者を取り締まる役人。
黒に統一された制服はエリートの証。
寡黙で素直な働きぶりは上司にも気に入られ
昇進の話をちらつかされて喜んでいた。
妻は社会規格に外れない生活を怠惰に楽しみ
放映される番組から目を離さないでいる。
通勤列車のなかで、あるとき隣人だというクラリスに
話しかけられたモンターグは本を読むことに
少しずつ興味を持つようになっていく。
市民が常用している薬は興奮剤に鎮静剤など。
時には服用しすぎて意識を失い、専門チームがやってきて
モノのように血液交換されることもある。
想像の人生をうらやむことなく、余計なことを考えず
全ての人間が平等に生きるための焚書だと
上司は言うが、果たして・・・。
やがて本にとりつかれた夫を厭い、妻が取った行動は。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
消防士(ファイアマン)の役割は火を消すことではなく
隠された本を探し出し、焚書をすること。
秘密警察みたいな扱いです。密告も奨励しているし。
なぜ火を消す職業が焚くほうへ?という理由は
全部耐火建築で火災が起こらない世の中だから
消防士の本来の仕事から変化したらしいです。
出動するときの映像も異様でびっくりだが
吊り下がってるモノレールのような列車から
長い階段だか梯子が降りてくるのも奇妙な感じ。
無理に未来都市や未来型の家にしていないところ
近未来なのにフツーの風景がいい感じ。
本来の消防士が不要な世界には見えません。
家のドアが自動だったり、現代のように薄型で
ワイド画面のテレビが壁にかけてあるが
家の中の電話は昔の電話で、しかもいたるところにあります。
移動してもその先に、子機じゃなくてそのまま電話。
当時はきっと斬新だったろうデザインの一戸建てや
集合住宅は、セットなのかどこかのモダンな建築物を
利用したのかわかりません。
フシギ満載で、これはツッコミを待っているに違いないと
思いたくなるような箇所がたくさん。
笑って良いのかどうしたらいいのか考えました。
どっかズレていて、その外しっぷりに
頭ぐるぐるしてくる映画。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
活字好き、特に本そのもの好きには一種のホラー映画かも。
大量の本を投げ落としたり燃やしたりする場面では
きっと胸が痛くなるでしょう。もったいない〜。
犠牲になる本のタイトルがはっきりくっきり画面に
表示されるので、何の本かな?と観ていくのも
なかなか興味深いです。有名な文学作品もたくさん
出演(?)してます。
<BOOKMANの村>で、本を一冊すべて暗記して
ヒトが本になるエピソードがしみじみ良かったです。
自己紹介するとき『<本のタイトル>の<名前>です』
って言うの。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
翻訳本持ってるけど未読のまま。
本が燃え上がる温度がFahrenheit451だということは
それにも書いてあったと思います。
うっかり先にこのような映画を観てしまったことで
小説のイメージも増幅されるに違いないです。
『華氏451 』Fahrenheit 451.
(1966年 イギリス/フランス)
監督/脚本:フランソワ・トリュフォー
原作:レイ・ブラッドベリ
脚本:ルイ・リシャール
音楽:バーナード・ハーマン
撮影:ニコラス・ローグ
美術:シド・ケイン
衣装デザイン:トニー・ウォルトン
製作補:ミッキー・デラマー
製作:ルイス・M・アレン
(ビニヤード・プロ)
出演:オスカー・ウェルナー
ジュリー・クリスティ
シリル・キューザック
アントン・ディフィリング 他
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
反社会的思想を生む書物は法律で所持することも
読むことも禁止された近未来社会。
消防士のモンターグは違反者を取り締まる役人。
黒に統一された制服はエリートの証。
寡黙で素直な働きぶりは上司にも気に入られ
昇進の話をちらつかされて喜んでいた。
妻は社会規格に外れない生活を怠惰に楽しみ
放映される番組から目を離さないでいる。
通勤列車のなかで、あるとき隣人だというクラリスに
話しかけられたモンターグは本を読むことに
少しずつ興味を持つようになっていく。
市民が常用している薬は興奮剤に鎮静剤など。
時には服用しすぎて意識を失い、専門チームがやってきて
モノのように血液交換されることもある。
想像の人生をうらやむことなく、余計なことを考えず
全ての人間が平等に生きるための焚書だと
上司は言うが、果たして・・・。
やがて本にとりつかれた夫を厭い、妻が取った行動は。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
消防士(ファイアマン)の役割は火を消すことではなく
隠された本を探し出し、焚書をすること。
秘密警察みたいな扱いです。密告も奨励しているし。
なぜ火を消す職業が焚くほうへ?という理由は
全部耐火建築で火災が起こらない世の中だから
消防士の本来の仕事から変化したらしいです。
出動するときの映像も異様でびっくりだが
吊り下がってるモノレールのような列車から
長い階段だか梯子が降りてくるのも奇妙な感じ。
無理に未来都市や未来型の家にしていないところ
近未来なのにフツーの風景がいい感じ。
本来の消防士が不要な世界には見えません。
家のドアが自動だったり、現代のように薄型で
ワイド画面のテレビが壁にかけてあるが
家の中の電話は昔の電話で、しかもいたるところにあります。
移動してもその先に、子機じゃなくてそのまま電話。
当時はきっと斬新だったろうデザインの一戸建てや
集合住宅は、セットなのかどこかのモダンな建築物を
利用したのかわかりません。
フシギ満載で、これはツッコミを待っているに違いないと
思いたくなるような箇所がたくさん。
笑って良いのかどうしたらいいのか考えました。
どっかズレていて、その外しっぷりに
頭ぐるぐるしてくる映画。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
活字好き、特に本そのもの好きには一種のホラー映画かも。
大量の本を投げ落としたり燃やしたりする場面では
きっと胸が痛くなるでしょう。もったいない〜。
犠牲になる本のタイトルがはっきりくっきり画面に
表示されるので、何の本かな?と観ていくのも
なかなか興味深いです。有名な文学作品もたくさん
出演(?)してます。
<BOOKMANの村>で、本を一冊すべて暗記して
ヒトが本になるエピソードがしみじみ良かったです。
自己紹介するとき『<本のタイトル>の<名前>です』
って言うの。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
翻訳本持ってるけど未読のまま。
本が燃え上がる温度がFahrenheit451だということは
それにも書いてあったと思います。
うっかり先にこのような映画を観てしまったことで
小説のイメージも増幅されるに違いないです。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2007/02/09 ¥3,980
『イルマーレ』THE LAKE HOUSE
(2006年 アメリカ)
監督:アレハンドロ・アグレスティ
脚本:ディビッド・オーバーン
製作:ダグ・デイビソン他
出演:キアヌ・リーブス
サンドラ・ブロック
ディラン・ウォルシュ
エボン・モス=バクラック
韓国の同名(邦題)映画をリメイク。
医師ケイト・フォースターは職場を変わるのをきっかけに
湖畔の家を引っ越すとき、郵便受けに次の住人向けに
メモを入れておいた。
「郵便物を転送してください」「犬の足跡は元からです」
それが2006年の冬のこと。
建築家アレックス・ワイラーがメモを見つけたとき
湖畔の家はボロボロで手入れが必要な状態だった。
以前誰かが住んでいた形跡はないのに何故?
そのまま疑問をメモにして返事をするアレックス。
ケイトは多少憤慨してまた手紙を書く。
ところがアレックスは丁度二年前に手紙を書いている。
お互いの日付がおかしいことに気付いて
戸惑いながら書簡のやり取りをする二人。
それぞれの心の内を素直に語り合っていくにつれ
惹かれ合っていく。
逢いたくても逢えないもどかしさ、
時の壁が取り払われることがあるのか、
恋のゆく末が気になる物語。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇サンドラ・ブロックは好きな女優さんなので
キアヌと再び共演してくれて楽しかったです。
◇けして急がず、丁寧に二人の置かれている情況や
心情を綴っていくのが丁度いいテンポ。
◇湖の風景いいし、シカゴの街並みもきれい。
犬がいい味。
◇序盤におこるあるできごとが観ている側に
引っ掛かるように上手いこと作られてるなと思いました。
◇弟役の人が良かったわ。線が細く見えて。
◇ケイトの元恋人役がまた脇役全開ポジション。
キアヌと迷うくらい演出強化して欲しかったです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇時を越えて、という設定が大ツボでした。
観てると恋愛モノなのに、考えてみると
やわらかな優しいSFファンタジーですよ。
面白かったです。
オリジナル版の映画も観てみたくなりました。
(視聴07-0218)
『イルマーレ』THE LAKE HOUSE
(2006年 アメリカ)
監督:アレハンドロ・アグレスティ
脚本:ディビッド・オーバーン
製作:ダグ・デイビソン他
出演:キアヌ・リーブス
サンドラ・ブロック
ディラン・ウォルシュ
エボン・モス=バクラック
韓国の同名(邦題)映画をリメイク。
医師ケイト・フォースターは職場を変わるのをきっかけに
湖畔の家を引っ越すとき、郵便受けに次の住人向けに
メモを入れておいた。
「郵便物を転送してください」「犬の足跡は元からです」
それが2006年の冬のこと。
建築家アレックス・ワイラーがメモを見つけたとき
湖畔の家はボロボロで手入れが必要な状態だった。
以前誰かが住んでいた形跡はないのに何故?
そのまま疑問をメモにして返事をするアレックス。
ケイトは多少憤慨してまた手紙を書く。
ところがアレックスは丁度二年前に手紙を書いている。
お互いの日付がおかしいことに気付いて
戸惑いながら書簡のやり取りをする二人。
それぞれの心の内を素直に語り合っていくにつれ
惹かれ合っていく。
逢いたくても逢えないもどかしさ、
時の壁が取り払われることがあるのか、
恋のゆく末が気になる物語。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇サンドラ・ブロックは好きな女優さんなので
キアヌと再び共演してくれて楽しかったです。
◇けして急がず、丁寧に二人の置かれている情況や
心情を綴っていくのが丁度いいテンポ。
◇湖の風景いいし、シカゴの街並みもきれい。
犬がいい味。
◇序盤におこるあるできごとが観ている側に
引っ掛かるように上手いこと作られてるなと思いました。
◇弟役の人が良かったわ。線が細く見えて。
◇ケイトの元恋人役がまた脇役全開ポジション。
キアヌと迷うくらい演出強化して欲しかったです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◇時を越えて、という設定が大ツボでした。
観てると恋愛モノなのに、考えてみると
やわらかな優しいSFファンタジーですよ。
面白かったです。
オリジナル版の映画も観てみたくなりました。
(視聴07-0218)
妻たちの二・二六事件
2007年2月19日 読了本
『妻たちの二・二六事件』
ISBN:4122001854 1975/01 ¥660
著:澤地 久枝
中公文庫 (中央公論新社)
二・二六事件で処刑された青年将校たちの妻は
事件当時まだほとんど二十代半ば。
のこされた若い妻たちがたどった昭和史。
加担した将校たちの事件前後の様子、
夫婦の馴れ初めから家族に宛てた遺書まで。
それぞれの女性、遺族や関係者に会って取材した結果を
優れた構成力や文章力で丁寧に綴ったノンフィクション。
未亡人たちの悲劇をなぞっただけの作品ではなく
女性たちから視た「事件」と「其の後」を書くことで
表題の通り、二・二六事件そのものが浮かび上がる
仕組みになっています。
==================================================
結婚してまもなく事件が起きて、
夫が叛乱に加担していることを知った女性もいる。
そういう思想を持ち活動していたことを
元々知っていたり、薄々感づいていた女性もいる。
数ヶ月もないような新婚生活と、
後何十年という日々を「のこされた家族」として
過ごさねばならなかった人。
何事かを為そうというとき、己を犠牲にしても
成し遂げようとすることがあって、
万が一身の危険があるかもしれないのに
直前にヨメをもらう若者の気持ちに、率直に
「どうして?」と問い掛けたい気持ちが表れる。
子供を遺したい、伝えたいという気持ちや
何事かの前に愛する家族を持ちたいと思うか。
これほど厳しい結果になると予想していなかったのか。
迷った末に、自分たちの「信念」を選択して
家族を斬り捨てるときの苦しさと
念願叶わなかったときの後悔の気持ちは
のこされた手紙にも見えてきます。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
それから、人の生きかたそれぞれのこととか。
過去を振り切って新しくやり直すこと。
過去を抱きしめて生き続けること。
どちらが良いか悪いかなどではなくて。
(読了07-0208)
ISBN:4122001854 1975/01 ¥660
著:澤地 久枝
中公文庫 (中央公論新社)
二・二六事件で処刑された青年将校たちの妻は
事件当時まだほとんど二十代半ば。
のこされた若い妻たちがたどった昭和史。
加担した将校たちの事件前後の様子、
夫婦の馴れ初めから家族に宛てた遺書まで。
それぞれの女性、遺族や関係者に会って取材した結果を
優れた構成力や文章力で丁寧に綴ったノンフィクション。
未亡人たちの悲劇をなぞっただけの作品ではなく
女性たちから視た「事件」と「其の後」を書くことで
表題の通り、二・二六事件そのものが浮かび上がる
仕組みになっています。
==================================================
結婚してまもなく事件が起きて、
夫が叛乱に加担していることを知った女性もいる。
そういう思想を持ち活動していたことを
元々知っていたり、薄々感づいていた女性もいる。
数ヶ月もないような新婚生活と、
後何十年という日々を「のこされた家族」として
過ごさねばならなかった人。
何事かを為そうというとき、己を犠牲にしても
成し遂げようとすることがあって、
万が一身の危険があるかもしれないのに
直前にヨメをもらう若者の気持ちに、率直に
「どうして?」と問い掛けたい気持ちが表れる。
子供を遺したい、伝えたいという気持ちや
何事かの前に愛する家族を持ちたいと思うか。
これほど厳しい結果になると予想していなかったのか。
迷った末に、自分たちの「信念」を選択して
家族を斬り捨てるときの苦しさと
念願叶わなかったときの後悔の気持ちは
のこされた手紙にも見えてきます。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
それから、人の生きかたそれぞれのこととか。
過去を振り切って新しくやり直すこと。
過去を抱きしめて生き続けること。
どちらが良いか悪いかなどではなくて。
(読了07-0208)
スーパーマン リターンズ
2007年2月18日 観た映像
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/12/22 ¥2,980
1978年から4作のシリーズとなった実写映画版など、これまで何度も映像化された王道のヒーローが復活。5年ぶりに地球に戻ったスーパーマンが、記者クラーク・ケントとして元の職場で働き始めるが、愛する同僚のロイスは婚約中で、4歳の息子もいる。ショックを受ける彼に追い打ちをかけるように、宿敵ルーサーによる人類破壊計画が着々と・・・
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥引用ここまで
『スーパーマン リターンズ』SUPERMAN RETURNS
(2006年アメリカ)
監督/製作/ストーリー設定:
ブライアン・シンガー
脚本/ストーリー設定:
マイケル・ドアティー
ダン・ハリス
出演:ブランドン・ラウス
ケイト・ボスワース
ジェイムズ・マーズデン
フランク・ランジェラ
エバ・マリー・セイント
パーカー・ポージー
サム・ハンティントン
ケビン・スペイシー
==================================================
スーパーマンが失踪してから五年後、再び地球に帰って
ニューヨーク中心に困っている人たちを助けて
懲りない悪人に立ち向かう、という話でした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
家族のリクエストにより試聴。
もともとの映画は大昔ちょこっと観た様な気がする。
ストーリーや定番ネタも詳しくは知らないのです。
従姉妹だか女の子のスーパーウーマンてのが
いませんでした?後付設定の話?
クラーク・ケントという新聞記者が
電話ボックスかどこかで着替えて(脱いで?)
突然空へ飛んでいくイメージがあったんですが
うーんとそのまま・・に近かったです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
最初、時代が昔なのかと思いました。
でも液晶ディスプレイみたいなのが職場にあるし
パソコンも使っているため、現代なのだとわかりました。
それにしても全体的な雰囲気を上手にレトロにしてて
昔のイメージを壊さないよう工夫しているのかなと
思いました。
恋人ロイスが登場している飛行機を救いに行くあたり
特殊効果も気にならないくらい上手な場面で
迫力がありました。今の技術はすごいなと
こういう映画を観るたび毎度思います。
最初に作ったひとたちもびっくりするでしょうね。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
そうそう、メガネの新聞記者姿がかっこいいです。
天然なところもいいんだろうなと思いました。
それからメガネくらいでどうしてスーパーマンの正体が
ばれないんだろうとよくよく不思議になりました。
あとスーパーマンは負けないはずなのに
ヘンな緑の鉱物の土地で弱々しくなったのは
ショックでした。この映画で何ががっかりって
このあたりかも。子供かっつーの。
クリプトナイトとかいうの。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ヒロインより悪役のメンバーのなかのキティのほうに
目がいきました。コメディエンヌ。
憎めないキャラクターで、悪になりきれない様子が
なんともいえない可愛い女優さんでした。
あとヒロインと婚約していた俳優さんが
ケントさんに比べるといかにも脇役風な演出なのが
残念でした。
メインの俳優以外はあからさまにオーラを
目立たせないようにするのがハリウッド映画です。
今回ケントさんがああいう感じなので
ライバルもそれなりにがつーんとした役者さんを
あてるとか、もしくは演出でもっとかっこよさを
アピールして、揺れる女心(ロイス)を表現して
欲しかったです。
スーパーマンが帰ってきたらすぐ奪われそうだと
思うような構図と、子供についての暗示は
わかりやすさがいいのかな?
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
実は途中で観るのが面倒になって
他のことしながら片手間になって観ました。
こういう清清しい(?)映画を家族で一緒に心から
楽しめなくなってるのが寂しいです。
心の中できっとツッコミ入れすぎなんだよね。
(試聴07-02初旬)
1978年から4作のシリーズとなった実写映画版など、これまで何度も映像化された王道のヒーローが復活。5年ぶりに地球に戻ったスーパーマンが、記者クラーク・ケントとして元の職場で働き始めるが、愛する同僚のロイスは婚約中で、4歳の息子もいる。ショックを受ける彼に追い打ちをかけるように、宿敵ルーサーによる人類破壊計画が着々と・・・
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥引用ここまで
『スーパーマン リターンズ』SUPERMAN RETURNS
(2006年アメリカ)
監督/製作/ストーリー設定:
ブライアン・シンガー
脚本/ストーリー設定:
マイケル・ドアティー
ダン・ハリス
出演:ブランドン・ラウス
ケイト・ボスワース
ジェイムズ・マーズデン
フランク・ランジェラ
エバ・マリー・セイント
パーカー・ポージー
サム・ハンティントン
ケビン・スペイシー
==================================================
スーパーマンが失踪してから五年後、再び地球に帰って
ニューヨーク中心に困っている人たちを助けて
懲りない悪人に立ち向かう、という話でした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
家族のリクエストにより試聴。
もともとの映画は大昔ちょこっと観た様な気がする。
ストーリーや定番ネタも詳しくは知らないのです。
従姉妹だか女の子のスーパーウーマンてのが
いませんでした?後付設定の話?
クラーク・ケントという新聞記者が
電話ボックスかどこかで着替えて(脱いで?)
突然空へ飛んでいくイメージがあったんですが
うーんとそのまま・・に近かったです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
最初、時代が昔なのかと思いました。
でも液晶ディスプレイみたいなのが職場にあるし
パソコンも使っているため、現代なのだとわかりました。
それにしても全体的な雰囲気を上手にレトロにしてて
昔のイメージを壊さないよう工夫しているのかなと
思いました。
恋人ロイスが登場している飛行機を救いに行くあたり
特殊効果も気にならないくらい上手な場面で
迫力がありました。今の技術はすごいなと
こういう映画を観るたび毎度思います。
最初に作ったひとたちもびっくりするでしょうね。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
そうそう、メガネの新聞記者姿がかっこいいです。
天然なところもいいんだろうなと思いました。
それからメガネくらいでどうしてスーパーマンの正体が
ばれないんだろうとよくよく不思議になりました。
あとスーパーマンは負けないはずなのに
ヘンな緑の鉱物の土地で弱々しくなったのは
ショックでした。この映画で何ががっかりって
このあたりかも。子供かっつーの。
クリプトナイトとかいうの。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ヒロインより悪役のメンバーのなかのキティのほうに
目がいきました。コメディエンヌ。
憎めないキャラクターで、悪になりきれない様子が
なんともいえない可愛い女優さんでした。
あとヒロインと婚約していた俳優さんが
ケントさんに比べるといかにも脇役風な演出なのが
残念でした。
メインの俳優以外はあからさまにオーラを
目立たせないようにするのがハリウッド映画です。
今回ケントさんがああいう感じなので
ライバルもそれなりにがつーんとした役者さんを
あてるとか、もしくは演出でもっとかっこよさを
アピールして、揺れる女心(ロイス)を表現して
欲しかったです。
スーパーマンが帰ってきたらすぐ奪われそうだと
思うような構図と、子供についての暗示は
わかりやすさがいいのかな?
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
実は途中で観るのが面倒になって
他のことしながら片手間になって観ました。
こういう清清しい(?)映画を家族で一緒に心から
楽しめなくなってるのが寂しいです。
心の中できっとツッコミ入れすぎなんだよね。
(試聴07-02初旬)
DVD バンダイビジュアル 2006/11/24 ¥10,290
『攻殻機動隊Atand Alone Complex』続編。
難民が蜂起した事件から二年後の公安9課。
草薙の代わりにトグサが新人の増えた課をまとめていた。
刺青を入れたテロリストが人質をとって立て篭もる事件で
自殺した犯人が遺した謎の言葉<傀儡廻>。
その後も連続する事件の影に潜むのは誰なのか。
<傀儡廻>とは何か。
============================================
草薙素子がいないといまいちなバトーさんが
トグサにけっとばされつつ事件を追います。
どこかで確かに草薙の存在を信じている様子が
観ているものに再会への期待を膨らませます。
このへんは劇場版攻殻の『イノセンス』に
通じるものがあります。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
どっちでもバトーさんは素子がいないと
しっかりしてないんだからもーと
思わせるようなところがいいのでしょうか。
一本でも充分楽しめる映画になっています。
観終わったあと、この事件をシリーズで
長いこと描いてくれてたら
もっと楽しめただろうなあと思いました。
すぐ終っちゃった気がします。
筋や場面にがっかりするのではと
余計なこと考えて不安になることもないし、
絵のブレを気にすることなく、そういう意味で
安心して最後まで作品ぜんぶに集中できるのが
このシリーズの嬉しいところです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
発売当時、毎月予約して届いたのを
ごしょーだいじに仕舞っておいた
『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』ですが、
今年に入ってから一気に観ました。
最初のシリーズは全話は観ていなかったため
地上波で放映しなかった話をまとめて
最初からじっくり観てから、2nd GIGを観よう!と
頑固に自分ルールを決めてたのが悪かったです。
さっさと観れば良かったです。
晩秋にコレが届いたので、今度こそ観ようと
最初のシリーズから「笑い男総集編」、
2nd GIGと始めたら止まらなくなりました。
いつかまた長編シリーズになったらいいですね。
最初が面白いと続編が続けば続くほど
視聴者の望む満足度みたいなものの
ハードルが高くなるような気がします。
また観たいです。
(試聴07-02初旬)
『攻殻機動隊Atand Alone Complex』続編。
難民が蜂起した事件から二年後の公安9課。
草薙の代わりにトグサが新人の増えた課をまとめていた。
刺青を入れたテロリストが人質をとって立て篭もる事件で
自殺した犯人が遺した謎の言葉<傀儡廻>。
その後も連続する事件の影に潜むのは誰なのか。
<傀儡廻>とは何か。
============================================
草薙素子がいないといまいちなバトーさんが
トグサにけっとばされつつ事件を追います。
どこかで確かに草薙の存在を信じている様子が
観ているものに再会への期待を膨らませます。
このへんは劇場版攻殻の『イノセンス』に
通じるものがあります。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
どっちでもバトーさんは素子がいないと
しっかりしてないんだからもーと
思わせるようなところがいいのでしょうか。
一本でも充分楽しめる映画になっています。
観終わったあと、この事件をシリーズで
長いこと描いてくれてたら
もっと楽しめただろうなあと思いました。
すぐ終っちゃった気がします。
筋や場面にがっかりするのではと
余計なこと考えて不安になることもないし、
絵のブレを気にすることなく、そういう意味で
安心して最後まで作品ぜんぶに集中できるのが
このシリーズの嬉しいところです。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
発売当時、毎月予約して届いたのを
ごしょーだいじに仕舞っておいた
『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』ですが、
今年に入ってから一気に観ました。
最初のシリーズは全話は観ていなかったため
地上波で放映しなかった話をまとめて
最初からじっくり観てから、2nd GIGを観よう!と
頑固に自分ルールを決めてたのが悪かったです。
さっさと観れば良かったです。
晩秋にコレが届いたので、今度こそ観ようと
最初のシリーズから「笑い男総集編」、
2nd GIGと始めたら止まらなくなりました。
いつかまた長編シリーズになったらいいですね。
最初が面白いと続編が続けば続くほど
視聴者の望む満足度みたいなものの
ハードルが高くなるような気がします。
また観たいです。
(試聴07-02初旬)
DVD 日活 2006/09/08 ¥3,990
『ポビーとディンガン』
2005年 英/豪
監督:ピーター・カッタネオ
製作:リジー・ガウワー
エミール・シャーマン
製作総指揮:フィノラ・ドワイヤー
ロバート・ジョーンズ
デヴィッド・M.トンプソン
撮影監督:ロバート・ハンフリーズ
脚本:フィル・トレイル
原作:ベン・ライス
出演:クリスチャン・ベイヤーズ(アシュモル)
サファイア・ボイス(ケリーアン)
ヴィンス・コロシモ(レックス(父))
ジャクリーン・マッケンジー(アニー(母))
==================================================
オーストラリアの田舎町ライトニングブリッジ。
オパールの採掘場所として知られる辺鄙な町に
両親と妹と四人家族で暮らす少年アシュモル。
父親はいつか質の高いオパールを発掘することを
夢見ながら、毎日土まみれになっている。
母親はグローサリーショップでレジのパートを
して生活を支えていた。
妹のケリーアンは学校にも近所にも友達を作らず
空想の中の友達といつも遊んでいた。
二人の友達の名前はポビーとディンガン。
妹の様子に両親はなんとかつきあってきたが、
兄のアシュモルは苛立たしく感じていた。
他人の眼には奇異としか映らないケリーアンの
言動は、ときどき両親を困惑させる。
あるとき父親が見えない友達を彼女から
引き離そうとしたことで、騒動が起こった・・・。
==================================================
以前、新聞のシネマ欄に掲載されていた記事を読み
ずっと長いこと探していました。
幼い兄妹と「見えない友達」の話ということは
頭に残ってて、タイトルを失念してました。
度々レンタルショップで探したんですが
タイトルがわかってないと難しいですね。
いっそのこと検索のほうが何かわかるんじゃ・・。
適当な文言で探してみたらありました。
単館上映などの映画を集めたコーナーにあって
ようやく観られました。
==================================================
ポビーとディンガンが行方不明になったと
ケリーアンは半狂乱になり、みるみるうちに
衰弱していきます。
空想の友達を嫌っていたアシュモルは
妹のために「尋ね人」の広告を町中に貼って
ポビーとディンガンをあちこち捜し歩くのですが
見つかりません。
お父さんは採掘場のトラブルで街のひとたちに
ドロボウ扱いされて、家族に向ける視線も冷たい。
大人がそうなら、子供たちもまた同じように
その子供を苛めたり仲間はずれにします。
その上、ケリーアンの行動は町の多くの人が
知っていて、気がふれているかのように噂します。
空想の友達と遊ぶことが
小さい頃にはよくあること、と同情的だった人も
周囲の評判に流されていくし
家族に味方してくれる人は少なかった。
そんななかで、アシュモルが妹のために
チラシを作って貼っていく様子はけなげ。
妹や家族を想う気持ちが切ない話でした。
見えるはずのない友達との奇蹟を
どう表現していくか、注目していましたが
なるほどと思いました。
ハンカチ絞るほど泣かされるわけじゃないし
けっこうあっさり終ってしまったけど
なんか心に残る映画。
裁判する判事がいい人で良かったよ。
(視聴07-0119)
『ポビーとディンガン』
2005年 英/豪
監督:ピーター・カッタネオ
製作:リジー・ガウワー
エミール・シャーマン
製作総指揮:フィノラ・ドワイヤー
ロバート・ジョーンズ
デヴィッド・M.トンプソン
撮影監督:ロバート・ハンフリーズ
脚本:フィル・トレイル
原作:ベン・ライス
出演:クリスチャン・ベイヤーズ(アシュモル)
サファイア・ボイス(ケリーアン)
ヴィンス・コロシモ(レックス(父))
ジャクリーン・マッケンジー(アニー(母))
==================================================
オーストラリアの田舎町ライトニングブリッジ。
オパールの採掘場所として知られる辺鄙な町に
両親と妹と四人家族で暮らす少年アシュモル。
父親はいつか質の高いオパールを発掘することを
夢見ながら、毎日土まみれになっている。
母親はグローサリーショップでレジのパートを
して生活を支えていた。
妹のケリーアンは学校にも近所にも友達を作らず
空想の中の友達といつも遊んでいた。
二人の友達の名前はポビーとディンガン。
妹の様子に両親はなんとかつきあってきたが、
兄のアシュモルは苛立たしく感じていた。
他人の眼には奇異としか映らないケリーアンの
言動は、ときどき両親を困惑させる。
あるとき父親が見えない友達を彼女から
引き離そうとしたことで、騒動が起こった・・・。
==================================================
以前、新聞のシネマ欄に掲載されていた記事を読み
ずっと長いこと探していました。
幼い兄妹と「見えない友達」の話ということは
頭に残ってて、タイトルを失念してました。
度々レンタルショップで探したんですが
タイトルがわかってないと難しいですね。
いっそのこと検索のほうが何かわかるんじゃ・・。
適当な文言で探してみたらありました。
単館上映などの映画を集めたコーナーにあって
ようやく観られました。
==================================================
ポビーとディンガンが行方不明になったと
ケリーアンは半狂乱になり、みるみるうちに
衰弱していきます。
空想の友達を嫌っていたアシュモルは
妹のために「尋ね人」の広告を町中に貼って
ポビーとディンガンをあちこち捜し歩くのですが
見つかりません。
お父さんは採掘場のトラブルで街のひとたちに
ドロボウ扱いされて、家族に向ける視線も冷たい。
大人がそうなら、子供たちもまた同じように
その子供を苛めたり仲間はずれにします。
その上、ケリーアンの行動は町の多くの人が
知っていて、気がふれているかのように噂します。
空想の友達と遊ぶことが
小さい頃にはよくあること、と同情的だった人も
周囲の評判に流されていくし
家族に味方してくれる人は少なかった。
そんななかで、アシュモルが妹のために
チラシを作って貼っていく様子はけなげ。
妹や家族を想う気持ちが切ない話でした。
見えるはずのない友達との奇蹟を
どう表現していくか、注目していましたが
なるほどと思いました。
ハンカチ絞るほど泣かされるわけじゃないし
けっこうあっさり終ってしまったけど
なんか心に残る映画。
裁判する判事がいい人で良かったよ。
(視聴07-0119)
『宇宙戦争』WAR OF THE WORLDS
2005年アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ポーラ・ワグナー
製作:キャスリーン・ケネディ
コリン・ウィルソン
原作:H.G.ウェルズ Herbert George Wells
出演:トム・クルーズ(レイ)
ダコタ・ファニン(レイチェル)
ジャスティン・チャットウィン(ロビー)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
いつもと変わらない日常。普段とちょっとだけ
変わったことといえば、レイは離婚した妻から
二人の子供を預かっていた。労働者の父親は
さえない風体で、思春期の兄妹とはなかなか
会話が噛みあわない。
このシーンだけなら家族愛の物語かと思うくらい
平穏で、よくある光景。ところが・・・。
瞬く間に暗くなる空と、突如として吹き荒れる
尋常でない風。停電。電話や車のエンジンを含め、
あらゆる電気系統は全てショートしてしまう。
怯える子供を家に残してレイは様子を観に家を出る。
放たれた光の矢、地中からは異形の巨大な機械。
何事か把握できない市民たちが次々と消されていく。
逃げ惑う大勢の人間たち。
車は玩具のように吹っ飛び、街が破壊される。
レイはパニックになりながら家までたどり着き
子供を連れてある場所へ向かう。
頭に残っているたったひとつの逃げ道は
ついさっき知り合いにアドバイスをしたあれだけ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
H.G.ウェルズの古典SFを映画化。
大きな宇宙船が姿を現すまでのじっくり描写は不気味。
メカには一瞬笑いそうになったが、その間もなく
恐怖のどん底に叩き落される主人公や市民を観ながら
いつしかこっちも寒くなってきました。
前半のパニックホラーは凄まじい。
その時、自分たちだけ助かる道を、
頭ごちゃごちゃになりながら冷静に見極めた父親も
すごいと思ったし、利己的な行動もいざとなったら
身内しかかまっていられない様子がよくわかる。
妹が恐怖からヒステリックになり過呼吸を起こし、
宥める兄の様子や、たった一台の「動く」車を巡って
起こる避難民の暴動、徐々に若者らしい義憤(?)に
かられて無謀にも敵に向かおうとする息子の様子など
遣り切れないが印象に残る場面は多かったです。
ダコタ・ファニングの出演映画をじっくり
観たのは、これが初めて。
年若いながら、ときどき驚くような役者さんが
いるもんだと思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
後半、親子が隠れ家に潜むあたりから
何か昔のマンガみたいになってきた。
だんだんシリアスに観られなくなってきました。
それだけの宇宙船こさえる文明(と言うのだろうか)を
持ちながら、熱源探知とか出来ないのかよー!と
ツッコミを入れながら観てました。
心臓の音とか湿気や呼吸に反応するセンサーとか
持ってなかったのかしらん。むーん。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
原作は未読。
映画を観る前は、父親が家族を守るために
無理なスーパーマンになる定番映画かな?と
思ってて、前半は「恐怖えいが!ひぃぃー!」
後半はSFパロディ半々気分で観ました。
考えてたより面白かったです。
(視聴06-12/19)
2005年アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ポーラ・ワグナー
製作:キャスリーン・ケネディ
コリン・ウィルソン
原作:H.G.ウェルズ Herbert George Wells
出演:トム・クルーズ(レイ)
ダコタ・ファニン(レイチェル)
ジャスティン・チャットウィン(ロビー)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
いつもと変わらない日常。普段とちょっとだけ
変わったことといえば、レイは離婚した妻から
二人の子供を預かっていた。労働者の父親は
さえない風体で、思春期の兄妹とはなかなか
会話が噛みあわない。
このシーンだけなら家族愛の物語かと思うくらい
平穏で、よくある光景。ところが・・・。
瞬く間に暗くなる空と、突如として吹き荒れる
尋常でない風。停電。電話や車のエンジンを含め、
あらゆる電気系統は全てショートしてしまう。
怯える子供を家に残してレイは様子を観に家を出る。
放たれた光の矢、地中からは異形の巨大な機械。
何事か把握できない市民たちが次々と消されていく。
逃げ惑う大勢の人間たち。
車は玩具のように吹っ飛び、街が破壊される。
レイはパニックになりながら家までたどり着き
子供を連れてある場所へ向かう。
頭に残っているたったひとつの逃げ道は
ついさっき知り合いにアドバイスをしたあれだけ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
H.G.ウェルズの古典SFを映画化。
大きな宇宙船が姿を現すまでのじっくり描写は不気味。
メカには一瞬笑いそうになったが、その間もなく
恐怖のどん底に叩き落される主人公や市民を観ながら
いつしかこっちも寒くなってきました。
前半のパニックホラーは凄まじい。
その時、自分たちだけ助かる道を、
頭ごちゃごちゃになりながら冷静に見極めた父親も
すごいと思ったし、利己的な行動もいざとなったら
身内しかかまっていられない様子がよくわかる。
妹が恐怖からヒステリックになり過呼吸を起こし、
宥める兄の様子や、たった一台の「動く」車を巡って
起こる避難民の暴動、徐々に若者らしい義憤(?)に
かられて無謀にも敵に向かおうとする息子の様子など
遣り切れないが印象に残る場面は多かったです。
ダコタ・ファニングの出演映画をじっくり
観たのは、これが初めて。
年若いながら、ときどき驚くような役者さんが
いるもんだと思いました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
後半、親子が隠れ家に潜むあたりから
何か昔のマンガみたいになってきた。
だんだんシリアスに観られなくなってきました。
それだけの宇宙船こさえる文明(と言うのだろうか)を
持ちながら、熱源探知とか出来ないのかよー!と
ツッコミを入れながら観てました。
心臓の音とか湿気や呼吸に反応するセンサーとか
持ってなかったのかしらん。むーん。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
原作は未読。
映画を観る前は、父親が家族を守るために
無理なスーパーマンになる定番映画かな?と
思ってて、前半は「恐怖えいが!ひぃぃー!」
後半はSFパロディ半々気分で観ました。
考えてたより面白かったです。
(視聴06-12/19)
二・二六事件―「昭和維新」の思想と行動
2007年2月1日 読了本
『二・二六事件―「昭和維新」の思想と行動』
増補改版
著:高橋 正衛 <たかはし まさえ>
中公新書 (中央公論新社) ¥819
1965-08-25初版発行
1994-02-25増補改版初版
2004-05-20増補改版9版
ISBN:4121900766
==================================================
<目次>
まえがき
序章―宇田川町の慰霊像
I 新聞記事にみるニ・二六事件
「事件の真相の説明を……」/当局発表による経過/
市民はなにを感じたか/河合栄治郎の批判
II 二月二十六日朝まで
「蹶起趣意書」と「要望事項」/蹶起への準備/
自重派の動き/二十六日まで発覚しなかった事情/
襲撃・叛乱/叛乱直後の情況/真崎大将官邸に現わる
III 事件の収拾経過
「大臣告示」をめぐる疑惑/軍事参議官会議/
大臣告示/大臣告示の伝達過程/戒厳司令部の方針と
海軍の態度/軍事参議官の行動/帝国ホテルの会談/
東京市内戒厳令下に入る/奉勅命令/
二十九日の戦闘指導方針/帰順か・抵抗か/
最後の日・二十九日
IV ニ・ニ六事件にいたる諸事件
十月事件の効果/三月事件/満州事変と十月事件/
十月事件と青年将校/五・一五事件/十月事件以後/
救国埼玉挺身隊事件/十一月二十日事件/教育総監
更迭問題/相沢事件
V 軍部内の対立と抗争
現人神/統帥権の独走/国防国策と幕僚/昭和軍閥/
バーデンバーデンの会合/無名会/一夕会/戦闘集団
と隊附将校/北一輝・西田税
VI 彼らをつき動かしたもの―昭和維新
軍と天皇機関説/昭和維新/大権私議/
「逆賊ではない」
VII 特設軍法会議
裁判の開始/特設軍法会議設置される/審理経過/
吉田裁判長の書簡/軍首脳の責任と青年将校
VIII 処刑
塚本刑務所長の手記/最後の言葉
結び
註
参考文献
増補版追記 命令・絶対服従
関係文献/命令の根源/奉勅命令/命令に従って
/皇軍相撃/真崎甚三郎
終りに
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
この本では多くの資料によって事件の経過を丹念に追い、
青年たちが為そうとした「昭和維新」とは何か探っていく。
(01-16読了)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ニ・ニ六事件>>
昭和十一年(1936)二月二十六日、青年将校たちによる
クーデター。早朝から首相官邸、要人の私邸、警視庁、
マスコミ各社を襲撃。
総理大臣の身代わりとして松尾伝蔵大佐(予陸)、
内大臣子爵・斉藤実氏、大蔵大臣・高橋是清氏、
教育総監陸軍大将・渡辺錠太郎氏が殺害される。
また要人警備に当たっていた警察官も殉職した。
事件から東京市は戒厳令下に置かれた。
叛乱軍は原隊に復帰せよという奉勅が下り
救国の英雄を目指してきた青年たちは逆賊となった。
クーデターは関わった青年将校及び民間人の処刑により
幕を下ろしたが、公平さを欠き密室で行われた
不透明な審理は暗黒裁判と呼ばれた。
==================================================
現代史は、カリキュラムが消化できず、
中学高校と歴史教師が踏み込まない時代であって、
受験のために通り一遍流したに過ぎなかった。
大人になって考えるに、あれは間に合わなかった
のではなく、わざと遅らせて、詳細を教えずに
済むようにしたのではないかと勘繰りたくもなる。
子供の頃、戦前から戦中の歴史を語るとき
当時を少しでも知る大人たちは、戦争の影を憂い、
身近な苦労は語っても詳しい日本の情況について
教えることはあまりなかったです。
子供の頃から自分とは切り離せない数字であり
問われて答える数の三文字にいつも引っ掛かって
いました。全然自分と関係ないんだけど、
ニィニィロクと言葉に出すときに必ずついてまわる
イメージがありました。
歴史は大好きなのに、風俗や文化面をのぞいて
昭和史にはほとんど興味がもてませんでした。
公の図書館や学校図書室で明治以降、昭和までの
写真を集めた資料は、よく眺めてました。
日本が置かれた情況としてきたこと、されたことに
ついて、何が事実なのか実際わからない、
偏った論調の本を目にすることはありました。
憤りと悲しさが浮かぶばかりで、それ以上
踏み込みたいとは思えませんでした。
詳細を調べることが億劫だったのは、暗い歴史を
調べることに長らく躊躇いがあったからです。
これを機会に深く調べようと思っているわけでは
ないです。ただ、この日何があったのかくらい、
長い時間かかってもいいから、少しずつ
目を向けてみようと思いました。
増補改版
著:高橋 正衛 <たかはし まさえ>
中公新書 (中央公論新社) ¥819
1965-08-25初版発行
1994-02-25増補改版初版
2004-05-20増補改版9版
ISBN:4121900766
==================================================
<目次>
まえがき
序章―宇田川町の慰霊像
I 新聞記事にみるニ・二六事件
「事件の真相の説明を……」/当局発表による経過/
市民はなにを感じたか/河合栄治郎の批判
II 二月二十六日朝まで
「蹶起趣意書」と「要望事項」/蹶起への準備/
自重派の動き/二十六日まで発覚しなかった事情/
襲撃・叛乱/叛乱直後の情況/真崎大将官邸に現わる
III 事件の収拾経過
「大臣告示」をめぐる疑惑/軍事参議官会議/
大臣告示/大臣告示の伝達過程/戒厳司令部の方針と
海軍の態度/軍事参議官の行動/帝国ホテルの会談/
東京市内戒厳令下に入る/奉勅命令/
二十九日の戦闘指導方針/帰順か・抵抗か/
最後の日・二十九日
IV ニ・ニ六事件にいたる諸事件
十月事件の効果/三月事件/満州事変と十月事件/
十月事件と青年将校/五・一五事件/十月事件以後/
救国埼玉挺身隊事件/十一月二十日事件/教育総監
更迭問題/相沢事件
V 軍部内の対立と抗争
現人神/統帥権の独走/国防国策と幕僚/昭和軍閥/
バーデンバーデンの会合/無名会/一夕会/戦闘集団
と隊附将校/北一輝・西田税
VI 彼らをつき動かしたもの―昭和維新
軍と天皇機関説/昭和維新/大権私議/
「逆賊ではない」
VII 特設軍法会議
裁判の開始/特設軍法会議設置される/審理経過/
吉田裁判長の書簡/軍首脳の責任と青年将校
VIII 処刑
塚本刑務所長の手記/最後の言葉
結び
註
参考文献
増補版追記 命令・絶対服従
関係文献/命令の根源/奉勅命令/命令に従って
/皇軍相撃/真崎甚三郎
終りに
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
この本では多くの資料によって事件の経過を丹念に追い、
青年たちが為そうとした「昭和維新」とは何か探っていく。
(01-16読了)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ニ・ニ六事件>>
昭和十一年(1936)二月二十六日、青年将校たちによる
クーデター。早朝から首相官邸、要人の私邸、警視庁、
マスコミ各社を襲撃。
総理大臣の身代わりとして松尾伝蔵大佐(予陸)、
内大臣子爵・斉藤実氏、大蔵大臣・高橋是清氏、
教育総監陸軍大将・渡辺錠太郎氏が殺害される。
また要人警備に当たっていた警察官も殉職した。
事件から東京市は戒厳令下に置かれた。
叛乱軍は原隊に復帰せよという奉勅が下り
救国の英雄を目指してきた青年たちは逆賊となった。
クーデターは関わった青年将校及び民間人の処刑により
幕を下ろしたが、公平さを欠き密室で行われた
不透明な審理は暗黒裁判と呼ばれた。
==================================================
現代史は、カリキュラムが消化できず、
中学高校と歴史教師が踏み込まない時代であって、
受験のために通り一遍流したに過ぎなかった。
大人になって考えるに、あれは間に合わなかった
のではなく、わざと遅らせて、詳細を教えずに
済むようにしたのではないかと勘繰りたくもなる。
子供の頃、戦前から戦中の歴史を語るとき
当時を少しでも知る大人たちは、戦争の影を憂い、
身近な苦労は語っても詳しい日本の情況について
教えることはあまりなかったです。
子供の頃から自分とは切り離せない数字であり
問われて答える数の三文字にいつも引っ掛かって
いました。全然自分と関係ないんだけど、
ニィニィロクと言葉に出すときに必ずついてまわる
イメージがありました。
歴史は大好きなのに、風俗や文化面をのぞいて
昭和史にはほとんど興味がもてませんでした。
公の図書館や学校図書室で明治以降、昭和までの
写真を集めた資料は、よく眺めてました。
日本が置かれた情況としてきたこと、されたことに
ついて、何が事実なのか実際わからない、
偏った論調の本を目にすることはありました。
憤りと悲しさが浮かぶばかりで、それ以上
踏み込みたいとは思えませんでした。
詳細を調べることが億劫だったのは、暗い歴史を
調べることに長らく躊躇いがあったからです。
これを機会に深く調べようと思っているわけでは
ないです。ただ、この日何があったのかくらい、
長い時間かかってもいいから、少しずつ
目を向けてみようと思いました。